私は怒鳴らないし乱暴にも扱わない。
ただ距離と角度を変えるだけで、あなたの視線が落ちていくのを見るのが好きだ。
密室で、男としての上下をゆっくり固定していく。
主導権を渡したい気持ちがあるなら、それだけで十分。
でも、それだけじゃ足りない。
視線をそらして言葉を待ったりする---その仕草に嘘はない。
声を落とすだけで肩が震え、膝がわずかに緩む。
「いいよ」、ただそのひと言で、あなたの理性はゆっくり溶けていく。
興奮も焦りも、恥ずかしさも全部抱えて来てほしい。
外界から遮断された部屋で、あなたはただ従う。
そして私は、その従順さを静かに刻む。
乱暴な快楽じゃなく、言葉と沈黙だけで支配する。
もし、あなたにほんの少しでも「従いたい」「責められたい」という気持ちがあるなら。
それだけで十分。昼の豊橋で、あなたを待っている。