豊橋の、静かな昼の部屋で。
女装した自分を見られることに対する、根深い羞恥心と抵抗感。
それが最初だった。
しかし、命令に従うたび、ゆっくりと、その固い殻に亀裂が入り、抵抗は薄れていく。
最初は頭で拒絶しても、あなたの身体は、私の手のひらで触れられるたびに、何も言わずとも、従うことを覚えていくのだ。
次第に、あなたの意識の中に、ある感覚が芽生える。
それは、"自分の意思"を持つことへの、恐ろしいほどの怖さだ。
判断を下す苦痛、選択する重み、全てが恐ろしく、ただ私の指示を待つだけの存在へと、あなたは変化していく。
私という絶対的な存在に、身も心も支配されることの、抗えない喜び。
羞恥を乗り越えたその先に待つ、新たな快感。
その時が訪れるまで、少しずつ、しかし確実に、あなたの中で「屈服」という名の甘美な毒が深まっていく。
それは、あなた自身の内側から湧き上がる、抑えきれない欲望となるだろう。