▼ハルヒコさん:
個人的な感想です。
石原都知事のご意見は、ほぼ全面的に反対です。特に教育においては、随分現状を甘く見ていらっしゃる。大体の話が、子供が見ている可能性のある時間帯の番組において、まるで子供を、死を選ぼうとしている子供を卑下するような発言をすることは見識者のする発言ではないと思います。
ただ、久米弘さんも、随分発言をためらわれているのではないだろうか、と思いました。あまり、進歩のある議論ではなかったなぁと思います。
しかし、品格というものに関しては、様々な観点があるとは思いますが、今の日本が下品だというのは共通見識だったようでほっとしました。今の日本の事なかれ主義にはほとほと嫌気が差していたので、そういったものを批判してくださったテレビには感謝したいなぁ、と思います。
ただ、問題になっていた文部科学省への手紙に関しては、ちょっと考え物だと思います。かなり安易であったことは事実なのではないでしょうか。なぜなら、わざわざ何処で自殺するかを予告する必要性は無いからです。何処で自殺するか予告してしまえば、対処されてしまいます。つまり、根本的な問題が解決されなくても自殺が不可能になるという事態が起きることから、自分自身で死のうという覚悟はあまり無かったのではないかなぁ、と思います。 JING