おれは、ひろさんや勇気さんや四畳半さんやテスさんが言っている意見の方が正しいと思います。
勇気さんが紹介したサイトを読むのが面倒くさいとか、読む価値がないと思うのなら、返信しなければいいだけのことです。
ストロングカタツムリさんが勇気さんの最初の質問に答えない以上(自分の見解を述べない以上)、勇気さんがストロングカタツムリさんに対して論理的に反論することができるはずがないでしょう?
ストロングカタツムリさんの言葉を借りれば、「それくらいわかっておいて下さいよ」という感じです。
議論から逃げているのは、ストロングカタツムリさんの方です。
全然テキストを読んでいない人相手に、よく9回もレスできたなあと、勇気さんの忍耐力には感服しています。
おれは、ちゃんと勇気さんが紹介したサイトを見ました。
その結果、1.は同性愛嫌悪の持ち主である異性愛者が書いた文章であり、2.は同性愛者を応援する団体である「すこたん企画」が書いた同性愛の基礎知識であるとわかりました。
もちろん、おれは2.の方に感銘を受けました。
まだ1.も2.も読んでいない人には、精神衛生上の理由から、2.を先に読むことをお勧めします。
なぜ、勇気さんがこの2つのサイトを選んだのか、ちょっと考えてみました。
1.を書いた人は、本当にひどいゲイフォビアです。
勇気さんはまず、「日本にもひどいゲイフォビアがいる」ということを証明したかったのだと思います。
その上で、このようなゲイフォビアが身近にいる人といない人の温度差について議論したかったのだと思います。
2.の「すこたん企画」では、同性愛者がどのように差別されているのか、説明されています。
同性愛に関する正確な情報を流さないというマスコミの問題点、マシュー・シェバードさん殺人事件、カミングアウトと「秘密の告白」の違い、府中青年の家裁判などについて書かれています。
特に、裁判の判決で、裁判長が「行政当局としては、少数者である同性愛者を視野に入れたきめの細かい配慮が必要で、同性愛者の権利・利益を考えなければならない。そうした点に無関心であったり、知識がないということは、公権力の行使者として、当時も今も許されることではない」と宣言しているのは凄いです。
同性愛は人権の問題である、とも明言されています。
実は、1.や2.のサイトそのものが、ストロングカタツムリさんの意見に対する論理的な反証なんですよね。
そのことを知らずに、むりやり論点をズラした議論の中で詭弁や「こじつけ」や「腹いせ」で反論しているストロングカタツムリさんは、哀れですらあります(「 」内は、ストロングカタツムリさんが言い出した表現です)。
1.のサイトの文章を書いた人とストロングカタツムリさんは、何度も何度もカミングアウトしろと繰り返していますが、彼らが言っているのは、カミングアウトではなく、単なる「秘密の告白」だと思います。
両者の違いは、2.の第3章の(1)を参照してください。
最後に・・・・・・・・・・・・・・・おれは、ストロングカタツムリさんが本当にゲイなのかどうかさえ、怪しいと思います。
1.を書いた人と、価値観や考え方が非常に似通っていたので。
いや、例えゲイだったとしても、子供のころから甘やかされて育って、現在も周囲をイエスマンで固めているだけの、お山の大将にしか見えませんよ。
本人はリベラリストを気取っているけど、実際にはただの事なかれ主義者であることなんかは、笑えない冗談です。
勇気さんは優しすぎるから、単なる傲慢さも、傷心を隠すためのものなのではないかと考えすぎているような気がします。
特に、勇気さんや、『長文ごめんなさい』を書いた四畳半さんなんかは、もう、ストロングカタツムリさんの相手をして傷つく必要はないと思いますよ。
四畳半さんの『ちょうどいい文章を二ヶ月ほど前に書いたことがあったので』というのが気になって、その二ヶ月前に書いたという書き込みを探してみました(暇人ですが)。
『親孝行』というツリーの中で書いた文章ですね。
そしたら、最後の方にこんなふうに書いてありました。
>昔、俺が「同性愛についてどう思う?」と訊いたところ、「気持ち悪い」とか「死ねばいい」とか「親が可哀想やわ」と言っていた父ですが、それでも、自分が同性愛者を差別していると思われるのは嫌みたいです。難しい人です。
親からこんなことを言われても傷つかない人がいるのだと考える人がいたら、その人は、あまりにも他人の痛みに鈍感すぎると思います。
ストロングカタツムリさんが、他人を劣等視することは厭わないにもかかわらず、他人から劣等視されることは厭うというのも、自分を棚に上げすぎだと思います。
結局は、それぞれの人間が持つ優しさや思いやりの問題だから、ストロングカタツムリさんとは議論を続けても無駄だと思います。
これ以上、勇気さんたちが多大な労力を費やしてストロングカタツムリさんの相手をしなくてもでしょう?