▼こうじさん:
はじめまして、私は18歳のJINGと申します。
さて、どのように説明すればご理解いただけるのか苦心いたしましたが、自分自身の気持ちというものに忠実になる条件が必ずあります。それが、見識であり、常識であり、人としての道を知ることです。
無知の状態での心というものは、決して正しくありません。そして、無知の心のままに動くことは、『意志が弱い』というのだと思います。私は、偏見の目を向けられ、理不尽を知っていて、尚同性愛者としていき続けている人間を意志が弱いとは思えません。
ただ、意思というのは『思い、考え』を指します。思いが弱い、考えが弱いとは申しません。そこを穿違えないで頂きたい。意志とは『何かを為す心』を指します。そもそも、意志というのは、漢字に詳しい方や、中国人の方なら解かると思いますが、『士としての心を持った者の意』です。
つまり、士としての持たぬ意は、意志ではなく、ただの意思であり、わがままであり、傲慢無知な心だと私は思います。
国が、世間が、周囲が、そんなものはどうでもいい。必要なのは、見識です。智です。これを知っている人間が言う言葉は、国も世間も周囲も考えた言葉になるのです。それは、所詮国・世間・周囲、そんな程度の低いものなど、見識の前には簡単に考慮に入れられる俗物だということは、極論ですが、言えると思います。
もう少し、知識を身に付けてください。人に物を聞く、人に物を言う、これにも責任が付きまとう、ということをお知りください。 JING