▼さくさくさんさん:
こんにちは。私は分類上でいくと所謂オタクな人です。
同性愛者ではない方々が「ボーイズラブ批判」をしている理由としては
1つは“男同士が絡む”そのものへの内面の生理的嫌悪感によるもの。
もう1つは、本来は女性向けではない作品(少年漫画や青年漫画)などの男性登場人物を
勝手に恋愛関係にさせて、且つそれに性的描写が伴うために、本来のキャラのイメージが大幅に
崩れてしまい、真面目な読者にとっては不快極まりないのだと思います。
主にこの2つでしょうか。
前者は単純に男×男の性的描写が生理的に受け付けられない、といったものだと思います。
男同士で恋愛やセックス自体が、一般的(という言葉は嫌いですが…)に受け入れられておらず
男同士の恋愛やセックス自体はその存在だけで、引かれたり嫌悪されたりすることが多いのに
それをそのまま一般人がいるところで、一般的な嗜好のように腐女子さんが振る舞うため
批判されたりバッシングされたりする、というのが最近の傾向でしょうか。
それこそBLやヤオイの文化というのは、表に出てきてからは歴史が浅いですが
表に出てくる前からだと、百合やガールズラブらと比べると歴史も長いのですよね。
BLやヤオイはおろか男性同性愛自体が受け入れられない、という傾向なのかもしれませんが。
そして、後者は本来のキャラのイメージが大幅に損なうため、だと思います。
二次創作物に多いのですが、原作ではそういった関係がないのに勝手にそういった関係にさせ
セックスをさせたりするため、イメージが大幅に損なってしまうのでしょう。
ただ、よくよく考えればBLやヤオイだけでなく、男×女の二次創作物だって
原作ではそういった関係がないのに勝手にそういった関係にさせているものも多く
結局のところ、BLやヤオイらが一般的な嗜好として定着していなかったり
男同士が絡むというもの自体への生理的嫌悪感によるもの、だと私は思います。
どちらにしても、一般人からしたら所謂「萌え」も「BL・やおい」も気持ち悪いことには
変わりないのかもしれませんね。
同性愛者の方々が「ボーイズラブ批判」をしている理由としては
他の方々がおっしゃるとおりに、ホモフォビア的内容や描写が目立ったり
BLやヤオイを愛好しながら現実の同性愛は気色悪いとしたり、美化しすぎたり
現実とは大きくかけ離れて偶像化している点でしょうか。
まぁ、中にはホモフォビア的内容や描写が全て排除されていたり、現実の同性愛もいいのではないかと論じる作者がいたり、同性愛の葛藤や失恋を心理描写豊かに描いている作品もあったり、全くの性的描写がない日常的な生活が描かれるものがあったりしますが
細かいことを言っても切りがないので、とりあえずやめておきますね。
こんなところでしょうか。というか長く語りすぎてしまいましたね。
不必要に冗長な長文、誠に申し訳ありません。では失礼します。