▼純さん:
センター受験前日にこんなことしていいのか、と、各種方面から激怒されそうですが、ご容赦願います。
さて、私は、純さんが浮気未遂をするのは、彼氏のことを思っている自分を再確認するためのもの。と、仰っていることに、実に同意いたします。まさしく、その通り、ただ、それは『好き』という感情の確認であって『愛している』ことの確認ではないことを忘れないでください。
『好き』というのは、一方的なものですし、別段相手が不幸になろうが、どうだろうが、好きなものは好きです。ですから、その確かめ方として最も有効なのは、他者を好きになったふりをしてみること。そうすれば、自ずと好きな彼のことだけをまた思い出すでしょう。
でも、彼の感情を考えてあげていません。それは、結局のところは、自分自身の恋愛感情だけを優先させて、実に不安定になっているからではないでしょうか。不安定というのも、そもそも愛情が成立しにくい環境にいらっしゃるみたいですから、仕方が無いのかもしれませんが、彼がどう思うのか、ということを考えてみてください。自分の再確認をすれば、それは気が楽だと思います。『あ、オレはやっぱりあいつが好きだ』と、思えるわけですから。でも、浮気未遂をされた彼が傷つくことまで考えてあげてください。最初は、もしも自分が浮気未遂、というか、同じことされたらどう思うのだろう。と考えるといいのかもしれません。
ちなみに、リードされてばかりが良い。というひとも、実はこっそり少ないのではないでしょうか。たまに振り回す、程度のことは私は良いと思います。それについて来れない彼なら、酷い言い方になりますが、それこそ狭量ということになると思います。
でも、自分のために泣いてくれる彼は素敵だと思いますよ。次は、貴方が彼のために泣けるようになればいいのではないでしょうか。
愛情の一歩というのは、まず相手を大切にすること。でも、大切にするというのは、甘やかせることでも、過保護にするということでもありません。本質的に環境や彼の精神的支えになれるなら、とても素敵なことだと思います。
最近では、愛情というものと性愛というものをごっちゃにした考え方がありますが、私はそうは思えません。例えば、本当の意味で約55歳程度(私の父の年齢くらいです。)の人が、私程度の年齢(18歳)を、愛したら。絶対に手は出さないと思います。それは、手を出すことで、相手が不幸になることが目に見えているからです。それでも守ることの出来るだけの経済力と権力と名誉があれば別ですが、それでも、愛するということは、時として、その人には何の接点も持たないようにする。逆にその人が幸せになれるように支えになる。ということなのではないか、と思います。
では、どうすれば、今の状況を克服できるでしょうか。
例えば、彼のためになるような努力をなさってみては如何ですか。バイトでも何でもいいです。例えば何かのプレゼントをするため、会いにいくためにお金を貯める。でもいいでしょうし、彼を守るために体を鍛えるのも(彼が容認すれば)いいでしょうし、それこそ努力の対象は数限りなくあると思います。最適な方法を知っているのは、彼のことを一番知っている純さんなのではないでしょうか。
でも、一度接点を持ってしまった以上、簡単には離別することは出来ないと思います。それ以外の方法を探してみてください。
ただ、私は 努力 というものも、考え物だと思います。狭い視界になると、自分は〜だけ努力した!自分ほど努力している人間なんてそうはいない。と、卑屈になってしまうと思います。卑屈とは、そもそもは自分のことを自分で過剰に評価したり、さも、自分の価値は高いのだ。と、他人から評価される前に評価してしまうことを言うのだと思います。
きっと、努力していれば、いつか彼が『ありがとう』と、言ってくれるのではないでしょうか。自分で評価して虚しくなるよりも、自己過信や自己陶酔するよりもはるかに素敵なことだと思います。どうぞがんばってください。
長文失礼しました。なにぶん勉強の休み休みに打ちましたので、誤字脱字を確認できておりません。ご容赦ください。 JING