▼ルシフェルさん:
おそらく、それこそ”情けは人の為ならず”ではないでしょうか。
私も、演劇を媒介にボランティアと呼ばれるものをしているらしいですが、別段そういった考えはありません。ただ単に、人が喜んでいる姿を見ているほうが好きですし、ボーイスカウトなどの活動であっても、別段その精神に共感したのではなく、仰るとおり自己満足したかった部分もあります。
ただ、自己満足の結果で、若干でも人が助かるなら、それこそお徳だなぁ。と、思うからこそ、そういった行動をやめません。私の場合は、ご老人か小さい子に席を譲ることが多いですが、逆に座ることも少ないです。まぁ、疲れていないときに限りますが、それで開いているところに誰かが座ると、小さな自己満足があるので、そのためと言って良いと思います。
ルシフェルさんの仰ることは、実に的を獲ていると思います。が、若干見方に悪意がこもっているように思えます。そういう見方をすると、疲れが増すので、私は『自己満足で人が助かるなら、これに勝ることはない』と思っています。それこそ、日本のボランティア感覚というのは、日本独自のもので、他国とは異なりますし、ボランティアは別段誰かに感謝されるためにやるのではなく、甘いことを言えば『自分も、相手も、豊かに』ということではないでしょうか。
だからこそ、ボランティアはしたことを言いふらして、えらいだのなんだの言われることではありませんし、人から感謝されることを期待してやるものでもないと思います。その上での達成感があるからこそ、良いのだと思います。 JING