▼ユタさん:
横槍を入れて申し訳ありません。
これは、社会福祉の面のボランティアで、しかも無償のボランティアと呼ばれるものの類です。この点に関しては、日本の感覚が非常に古いですので、もう少し世界に目を向けてみては如何でしょうか。
まず、有償のボランティアというものが有ります。ボランティアの語源は義勇軍だったと思いますが、1のみが当てはまります。それに伴い2.,3.も含まれることもありますが、それは別段後付といって良いと思います。
次に、外国、とくにヨーロッパ・アメリカにおけるボランティアの実態をご覧になってみるとわかるのではないでしょうか。ここでは、当たり前のことですが、席を譲ることは、常識であると同時に当たり前の”ボランティア”となっています。
そして、最後の良いことをしたら、それを励み というのが、自己満足という代物です。若干自己満足というものを悪意に満ちた目線でお考えではないでしょうか。ただ、辞典に今乗っている言葉が全て正しいわけではないと思います。語源まで知ると非常に面白いですので、一度興味がありましたら調べてみてくださると光栄です。
最後に、ボランティアという日本における偏見が仰っていることに多分に含まれていることをお知りください。ボランティアの真の目的というのは、社会貢献だけではありません。それは奉仕活動とよばれるもので、ボランティアとは異なるものです。他国では、ボランティアを”職業”としている方もいることをお知りください。ちなみに、日本でもこれは浸透しつつあります。いくつかのNPO法人がこのことを広めるために全国で活動していると思いますので、出合う機会もあるのではないでしょうか。 JING