▼コロンさん:
私は過去の過ちの歴史から平和の目的で
日本国憲法が出来た背景から、その意味に敬意を表することは
一国民として当然のことだと思います。
判決は日の丸・君が代が、戦時中に皇国思想や軍国主義思想の精神的支柱とし
て用いられてきたことは否定しがたい事実であって
国民の間で宗教的・政治的に見て価値中立的なものと認められるに至っていな
いと指摘、国家斉唱に起立をしないと考える教職の方の
世界観・主義・主張を持つ者の思想・良心の自由も、公共の福祉に反しない限
り、憲法上保護に値するとして、教職員に対し、国歌斉唱すること等を義務付
けることは、思想良心の自由の制約になるとしました。
これを踏まえての自分の考えは
相手の人生のための卒業式なり、大事な式典など
正式な場での国家斉唱や起立をしないということは
"伝統行事"や"習慣"に反する公務員の伝統的、もしくは
偽善的な体質そのものに問題があるように思うし
日本の民主主義や概念に疑問や矛盾を感じ、時代や社会通念にそぐわない
がための閉塞感に苛まれているのかもしれないが
それは個人の思想良心の自由の範囲であって、社会通念や公共の福祉の
考えではないと思う。
本来なら誇りと敬意を表して式典なり行事を
とりおこなう際に必要不可欠なことで、それに従わないなら出席しない
もしくは出ていけばいいだけのこと。
しかし、それについての処分や減給はやりすぎだと正直思います。
あとは判決の通りです。