▼しゅうさん:
>ゲイである前に人間として…
>それは難しいんじゃない?
>一般社会では人間として認めたがらない風潮が未だにある、その理由はやはり俺らが原因だし。
そのような考えは、非常に新しい考え方だ。学会で発表したほうがよい。なぜなら、これまで私たちや、彼ら(ヘテロ)でさえも、同性愛差別問題について考えるとき、「なぜ、ただ同性が好きなだけで、差別の対象となるのだろう」、あるいは「いつからそれらは特別視されるようになったのだろう」と頭を悩ませてきたからである。「差別の原因が、同性愛者の行動にある」などとは、誰も議論してこなかった。しばしば差別の理由として持ち出されてきたものは、「やつらは子どもをつくらないから差別されて当然だ」という程度のものだけである。
例えゲイが乱交していようとも、それは、秘密裏に行われるものであり、ゲイがそのような行為にふけっていることを知ることができるノンケはほとんどいない。
同性愛を差別する者は、「ゲイが乱交しているかしていないか」ということにはほとんど興味がない。彼らはそんなことで差別などしていない。彼らは、ゲイが小指を立てただけで、悲鳴を上げるのだ。その悲鳴は、乱交とは全く関係のないものだ。
>公共の場で男同士イチャイチャしたり、
それのどこが悪いのか?実際、そのようなことができる場所は、極限られており、このような書き込みはほとんど現実を無視したものだ。
>電車で痴漢ごっこして、人前で露出したり、
イメージは、実際に目にしてもいないものを、あたかも日常的に氾濫しているものであるかのような錯覚を覚えさせる。
>店でオネェで話しかけたり、
オネエ言葉のどこが悪いのか。
>一般社会でほとんどの人が不愉快に思う事を平気でやってしまう…
>少しでもそういう人がいる限り、ノンケから見たら、みんなそうなんだ、と思ってしまい、差別は無くならないだろう。
これらに従えば、差別のなくなる未来とは、男性性を強調した男と、女性性を強調した女だけの暮らす不思議な世界ということになる。そのような世界は、漫画や劇場、特に「宝塚劇場」へ行けば簡単に手にすることができるだろう。
>ってか、掲示板の書込みや、新宿を歩いていても、確かにそういう人が多いのは現実だし。
>それに気付いた人達だけは、一般社会に迷惑をかけないように生きていけば良いだけの事だと思うよ。
あまりにも痛々しいこの書き込みは、私たちの世界の現実を表している。
一部の者にとってはもはや私たちは一般社会の一部であるという自覚がある。しかし、一部の者にとって私たちは一般社会とはかけ離れた別のものであるということだ。