> 奮闘していらっしゃる先生には、はっきりいって自動的に生徒がついていっているように見えます。
「まともな生徒であれば」ついていくでしょうね。
私の小学校時代の恩師は非常に真面目かつ公平で、親身になって話を聞いてくれる方でしたが、
そんな先生に対して牙を剥いた児童もいましたよ。
先生とその児童が対立する一部始終を見たこともありますが、傍から見ても「何でそんな態度とるの?
先生に何の不満があるの?」と感じずにはいられませんでしたし。
> 残念ながら、私よりも苦労している人間なんて星の数よりも多いです。おそらく私は単純に両親がいるかいないか、親兄弟が血縁者か、ということを除けば通常の家庭です。ただ、大学費用に関しては私の全額負担になります。日本学生支援機構と地方自治団体の奨学金、民間の非営利団体からの奨学金を併用しつつ、こっそり学費が公立並の私立大学へ進みました。講師のバイトの収入も合わせれば、何とかやっていけます。これは、かなり幸せな部類であるとは思います。
> しかし、日本学生支援機構を知らない学生さんは少ないでしょうが、その他がいくら程度の人員募集、募集対象、給付金額があり、かつ無償であるのか、有償であるのか、または給付であるのか、知らない方は本当に多いです。私が地方自治体の支援金を受け取れたのは、まさに定員割れです。10名程度の対象に対して募集が6でした。
単に必要がないから(親類の援助があったり、そもそもお金に困っていなかったり)
定員割れ、という気もしないでもないですが。
この点は、情報がない以上いい加減なことは言えませんね。
> 後半の文に関しては説明がわるく申し訳ありません。
> 教員の質が落ちたのは、給料が安いせいだ。という一部の方にたいして、そういった市場原理が働いていないことをいうつもりでした。確かに、給料が安ければ教員の質も落ちるでしょうが、残念ながら十分な程もらっているようにしか見えません。
教員を対象としたアンケートでは、「いくら工夫を凝らして努力をしても、給料面などで
反映されないから、努力する気力も削がれる」という意見も多かったと記憶しています。
(以前、ネット上でデータを見つけたのですが、今検索しても上手くヒットしません。
データを提示出来ないと、何の意味もないのですが......)
それと、「十分」とは一体何を基準に?
そもそも「もらっているようにしか見えません」と仰いますが、具体的な金額や給料体制を
ご存知ですか?
ご存知ないのに仰っているのであれば、ただの「一主観」ですよ。
> 実際、サラリーマンよりも休日が多く、乗っている車も高いと思うのは私だけなのでしょうか。
私の出身公立小学校の駐車場に並んでいる車は、どれも安そうな、しかも古いもの
ばかりでしたが。
> しかも、年間の源泉出納平均を見ると明らかな差が出てくると思います。
しつこいようですが、これもデータはあるんですか?
> 家庭環境と教育環境がどちらが先に悪化するかに関しては、鶏は卵が先か後かと同じになると思います。教育環境の悪化から大人になりきれないモンスターペアレンツが現れたのか、それとも家庭環境の悪化から堕落した教員による腐敗した教育体制ができたのか。これは、難しい問題です。事実、家庭力が落ちているのは事実だと私も思います。塾の講師をしていても、泣きたいほど馬鹿げた苦情もあります。本当にその一部を書き出したいほどに酷いです。幸い、私は直接苦情を頂いたことはありませんが、これから先確実に出会うなぁ・・・・と愚痴をこぼしたくなります。
この点は確かに難しい問題かもしれませんね。
ただ、数の多寡は別にして、おかしな親が存在するのは揺ぎ無い事実でしょう。
> ただ、これに対して顕然と立ち向かえる教育現場であるかどうかも問われるのではないでしょうか。正直な話、民間企業の場合それができている場合が多いのは、私の気のせいではないと思います。
百歩譲って、教育現場の方が扱いが下手だとしても、それが能力の問題なのか、時間の
問題なのか、というところははっきりしないでしょう。
民間企業の場合は、「クレーム担当」を作って、それだけに専念される人員を持つことも
出来ますが、教育現場はそうもいきませんからね。
他に処理すべき問題があって時間が足りないのに、頭の悪い親なんぞに構ってられるか、
となる可能性もあると思いますよ。
教育内容の充実の方が、正直なところ優先課題だと思いますし。
長文失礼しました。
以上が前文です。