かげ君>
論がそれてしまい、誤解があったようで申し訳ない。
前回のコミュニティの話は将来の話で、多文化の人々(移民)が大量に日本にも流入した上でのこと。学校にも職場にもサークルにも、多文化の人々がいるということを前提にしています。コミュニティ自体に既に多文化を含んでいる状況を前提としています。
でも、お話の感じから察するに、移民受け入れ自体に反対みたいですね。
諸外国からの移民が増えるのは止めようもないことなのでメリットも何も‥‥とは思いますが、移民受け入れるメリットを考えてみます。
移民を受け入れるというのは、日本人を増やすということです。周辺アジア諸国やアフリカ、中南米や北米、ヨーロッパなど色々な出身・民族の“日本人”を増やすということです。
それは労働人口の増加であり、人口バランスの改善やGDPや税収増加などのメリットがあるのではないでしょうか。
少子高齢化問題も純血主義的な捉え方で、本来は労働力問題だと思います。
何れにせよ、鎖国でもしない限りは、移民は流入してくる。そんな社会において、多文化共生を目指す社会つくりが大切だと思う訳です。
あと論がずれますが‥‥価値観の同じ人間が集まることによって一つのコミュニティが出来て文化が生まれ、発展していく‥‥というご意見には、移民問題を抜きに私は同意しかねます。
規格通りの物を大量に作るならいざしらず、価値観の同じ似たような者が寄り集まって、何か新しい価値を生んだり、文化を発展させていくとは思えません。
意味の誤訳があったらご容赦下さい。
それと、移民受け入れによって、北朝鮮の民主化を誘発させる問題に、日本が関係あるのか?‥‥ということですが、私は関係あると思っています。
東アジアにおける外交ゲームで有利なポジションをとるということもありますが‥まず、軍事脅威として日本は北朝鮮が有するミサイルの射程距離内ですし、北朝鮮は日本海を挟んでの隣国ですし、日本人を拉致られてますし、朝鮮半島の南北分断に日本が何も責任がないかといえばそれは嘘ですし、北朝鮮の民衆が圧政に苦しんでいることを知っていながら何もしないのか‥‥と、色々関係あります。
民主化によって北朝鮮の脅威を取り除かれれば、媚びへつらう対米関係の見直しなど、日本の安全保障政策も前進します。