わからないとこがありすぎてわからないのに良く俺とここまで議論出来たな(笑)それわからない、とか言わずに延々と議論って俺は絶対出来ない。ちょっとその忍耐力?に感心するわ。
それと君が証言と考える提示してくれた話の中に日本軍が民間人に自決を強要している、っていう記述はどの話にもあるの?んでそれはフィクションではなく実話であるとされてるものなの?俺が(てか誰でもそうだと思うけど)納得するかどうかはそうしたポイントが明確にならないとなんとも言えないなぁ…
んで照屋さんの話ってのはまず背景から説明すると作家の大江健三郎が『沖縄ノート』って本を『事実』として出したわけ。ここの話の中では赤松大尉って人が民間人に自決を命じたことになってて、これが真実として長年信じてこられたんだけど平成18年に当時の沖縄にいた日本軍の関係者である照屋さんがその話は当時の遺族や負傷者に特別な年金や手当てがいくようにするために捏造された話であったと告白したんよ。これが新聞に取り上げられ、当時の赤松大尉の家族や知識人が中心になって大江健三郎らに慰謝料を求める裁判を起こした。これは現在最高裁で争われててまだ確定していない。因みに軍が自決を強要したのか、それとも強要してなかったのかっていう大きな裁判になった例はこれくらいしかないように思う(間違いだったらすまん)。てのはこの論争自体が実は結構最近になって出てきたもんなんよ。ってのは長年軍が強要していた、ってのが信じ込まれていたから。つまりこの話がでて、じゃあ否定的な証言を!っても既に関係者が本当に少ないわけ。いたとしても記憶が曖昧な人もいるだろうしね。その中でこの照屋証言が出てきたってのは相当インパクトのあるものだったと思うよ。実際裁判で堂々と争ってるんだから。照屋証言ってのは決して弱いものではないと俺は考えるけどね。因みにその裁判で大江健三郎は赤松大尉が本当に命じたのかどうか、という根本的な話について明言を避けてるわけね。こういったこともあって否定派は大阪高裁で負けた後も諦めずに最高裁に上告したんよ。だから何度も言うがこの最高裁の判決がでるまでは何も言えない、ってのが俺の考え。この俺の書き込みでわからないことがあるならどの部分がどうわからないか教えてくれ。小学生に説明するようには出来ないがなるべくまたわかってもらえるよう説明しなおすから。それともう一つお願い。君も調べてくれ。勉強不足だと自分で思ってるんなら映画やドラマとかみてそれだけが真実だと思い込まずに自分で調べてその上で自分なりの意見ってものを作ってくれ。沖縄に限らず君が過去にこの板で意見した靖国、東京大空襲、原爆投下全てに言えることなんだけど、少なくとも今回このテーマでスレ立ち上げたの君なんだから。まず沖縄戦については自分の主張の根拠をしっかりしたものにするよう取り組んでくれ。俺は今そうできてるかどうかわからんが少なくともそう取り組むようにはしてる。スレ主が『自分にはしっかりした根拠や知識はないけど納得いかない』じゃそれこそ君が前に俺に言ったみたいに『頑固』にしかならないじゃん?気分を悪くしたらすまんがどうか頼むよ。