自嘲的に「オカマよ」と仰る方々を置いておいて、あなたがた「同性愛者」は「オカマ」と呼ばれることを差別だとおっしゃいますが、性同一性障害者がそう呼ばれることは差別だと思われないわけですよね。
また日本に於いても様々な方言があります。意思の疎通も難しい程、標準語からは異化した方言もある。おねえ言葉も方言のようなものです。話している内容が解れば、言葉としても意義はあるのではないですか。言葉は生まれ育った環境が反映します。時には個々人の意思も反映します。それを批判する権限はありません。異質なものだから使ってはならぬと仰るのは鈍感だと思われますよ。何も針に糸を通すようなことをなさらなくても、女性を恋愛の対象となさればよいのではありませんか。
また「性」は多様です。簡単にカテゴライズ出来るものでもありません。「同性愛」と一言で言っても、相手の恋愛の仕方がわかりますか。わかるのは同性を愛するということぐらいじゃないですか。だから「同性愛」も「一つ」ではない。様々な形態がある。それを無視なさるのは鈍感を通り越して無知だと思います。
ジェンダーの問題も、性的指向の問題も全く別です。ですが異性愛主義社会から大きな理解を得ていないことについては同じじゃないですか。そしてレズビアンもゲイセクシュアルも違うものです。個々の恋愛は全く違うものですから。今更それを指摘しても何の意味も為さない。
もしあなたが「性同一性障害者」と「同性愛者」と混同しているような方がいたら、はっきりと説明なさればよいのではないですか。