▼学生さん:
はじめまして、私は18の高校生でJINGと申します。
深く考えると、実は友達って何だろうなぁ。と思うのかもしれません。それは、私なりに導いた答えですが、人間そんな簡単に理解しあえない、そして、ある環境の中でのみ一緒にいる人であっても、それは友達に値する。からなのではないでしょうか。例えば、家族や恋人でしたら私生活のかなりの部分まで入り込んでいますから、甘えることも出来ますし、逆に気を使う部分もあると思いますが、それでも精神的に占める面積は広いと思います。しかし、友人となると私生活をのぞかれるわけではありませんし、四六時中いっしょにいるわけでもありませんからお互いに見えない部分はあると思います。しかしながら、善意の第三者になりえるわけですから、様々な相談をするには最適な人物なのかもしれません。もちろん、時の流れや自分との愛称云々でかなり深い付き合いになることもあるとおもいますが、これが30人も40人もいる人は流石に少ないのではないでしょうか。
あまり寂しがる必要は無いと思います。逆に、友達には恋人のようなものは求められませんし、見せることが出来るとしても自分の6割程度だと思います。恋人や家族でも8割見せるのも大変だとは思います。ですから、結局のところ自分の10割を知るのは、自分か、だれもいないか。ということなのではないでしょうか。
逆に言えば、友人というものを如何に自分のため、そしてお互いのために利用しあうか。というところも話題に入るかもしれません。気兼ねなく相談できる友達、ただ学校で話したりして、遊んだりする程度の友達。その自分の現状に合わせた方々と付き合うこと、そして、誠意は忘れないこと。これが、友達付き合いの大切な部分なのではないかなぁと思います。でも、結局のところお互い頼りあうわけですから、相手を認め合わなきゃいけないでしょうし、自分と精神的にレベルがあまりに違いすぎると友達としては成り立たないかもしれません。悪いたとえだとは思いますが、20歳の人間と10歳の人間では友情を成り立たせようにも、譲歩をするのは20歳の人間が多数を占めると思います。ただし、この場合は20歳側が納得し、10歳側もOKしているのなら、他人がとやかく言う必要はないと思います。
と、友達というのは難しい存在だと思います。あまり深く悩まずに、ご自分のありのまま、そして、自分が努力している様を見せずとも、自分に自信が多少でもあれば(良い意味で)自ずと友達が出来ていくのではないでしょうか。友達に優先順位があるのは仕方がない話だと思います。がんばってください。 JING