▼高橋さん:
>今自分はどうすれば良いかわからない。恋はうまくいかないし、学校だって辞めたい。そんな時ふと頭に過ぎるのは自殺の2文字。
>死ねば何も考えなくてすむ孤独なんて感じなくていい
>楽な道だよな…逃げようかな現実から
こんにちわ。
学校を辞めたいということは、中学生か高校生、あるいは大学生あたりですか。
高橋さんはその辺の年齢だと推測しますが、苦しいなら一度歩くのをやめるのもいいですよ。
後ろに下がるんじゃなくて、一度その場に止まるんです。
何もしなくてもいいですから、ぼーっとしているだけでいいですから、とりあえず止まりましょう。
学校に無理にいかなくてもいいです。恋愛をしなくてもいいです。
とりあえず、自分の強張った気持ちや体をほぐすように一度止まってみてはいかがですか。
私は「自殺」が決して楽だとは思いません。逃げの手段とも思いません。
自殺を決意して、それをやる人は、そこに至るまでに推測するに散々痛い目に遭い、
苦しみ悶えてきて、その末に残された唯一の手段が「自殺」なのだから、
自殺をした人に対して「情けない」だとか「逃げている」などとは思いません。
その人の心の本当のつらさというものは、他人は推測できないものです。比較もできません。
そのつらさは他人が理解できる域を超えています。人それぞれ感じ方が違うのですから、
当然といえば当然でありますが。
もしも本当につらいのなら、
一度周りの大人たちに助けを求めてみるのもいいんじゃないでしょうか。
なにも「自殺しようと思ってます」などと直接的に言うのではなく、
「○○が○○で、○○になってしまって苦しい」とか、すこし具体的に話すような感じで、
できるだけ時間をかけて話をする。
できれば、一方的に話すのではなく、会話のキャッチボールみたいな感じで話せるといいですね。
ゆっくりと話をすることで、思っていたことを口に出すことで、
自分の気持ちを整理したり、理解したりするということは、とても大切なことなんですよ。
話をする相手は、両親でもいいですし、友達でもいいですし、学校の保健室の方や、
今の学校ではスクールカウンセラーという方も配属されているのではないでしょうか。
そういった人たちに救いを求めるのもいいでしょうね。
両親や友達や兄弟に頼りがいのある人がいなければ、わざわざ話さなくてもいいです。
理解力や想像力が欠如した人に話しても、何の意味はありません。
できることならば、身近にいる信頼できる人に話してくださいね。
話が少し変わりますが、「いのちの電話」というものをご存じですか?
カウンセリングなどというと有料のところもありますが、
「いのちの電話」なら比較的気軽に電話することができるのではと思います。
「いのちの電話」は通話料はかかると思いますが、
地域によっては24時間体制で高橋さんのような方々からの電話を受け取っています。
(参照URL : ttp://www.find-j.jp/link.html)(最初に「h」を入れてくださいね)
一番は高橋さんのご兄弟や両親が、親身に高橋さんの思っていることを聞いて、
理解してくれるのが一番なのですが、多種多様な家庭がある今、それができない場合もあります。
そういうときは、カウンセラーや先ほどの「いのちの電話」などに助けを求めてください。
一部の地域などでは、区役所や市役所に「教育相談課」というものもありまして、そこで状況次第ではカウンセラーの方と話し合いをすることもできます。(詳しくはわかりませんが、たしか両親の許可というか許諾が必要だった気がしますから、できれば両親とご一緒にきていただくのが一番かと思います)。
助けを求めることは決して悪いことではありません。涙を流すことは情けないことではありません。
中学校を卒業してもどこの高校に行けばいいかわからない、
高校/大学を卒業してもどこに就職できるかわからない、といった先が見えない世界。
イライラした社会や学校や家庭、それらは子供をより深く追い詰めます。
頑張らなくてもいいんです。考えなくてもいいんです。
「頑張れ」「考えろ」という言葉ほど攻撃的なものはありません。
まずは歩くのをひとます止めて、自分が好きなことを思う存分やってみてはいかがですか。
親のもとにいる以上は親からの理解と協力が大切ではありますが、
ひとますその場に立ち止まって、自分がやってみたいことを見つけたりとか、
好きなことをして遊んでみるとか。程度はありますが好きなことをやるということは大切ですよ。
映画を見たり本を読んだり、今まではなかった新しい価値観に触れるのもいいことです。
苦しいとき、つらいとき、悲しいとき、寂しいとき、高橋さんを助けてくれる何かがあるはずです。
今は自分の体や心を大切にして、大事にして、傷ついたものを癒すことに専念してくださいね。
あまり具体的なアドバイスができず申し訳ありませんが、私からは以上です。
長文で読みにくいかと思いますが、高橋さんが現実の世界に留まってくれることを祈っています。
では失礼します。