▼薬屋シンさん:
さて、本題に入ります。私としましても、完全にまとめているわけではありませんので、解かりにくいところがありましたら仰ってください。
まず、私の考えを述べさせていただきます。それぞれの単語に対しての語弊をなくすため、単語それぞれの意味や項目で述べていきたく思います。
(1)責任
人と関わりを持てば、その人との縁を持つと考えます。そのとき、相手に対して、悪いことは悪いという。等、しなければならないことと、悩みを共に解決していく。のように、するべきことと二つでてくるように思います。その両者をあわせて責任、という風に表現しました。その辺は、薬屋さんが”責任””義務”と分けていただいておりますとおりです。
(2)生命の尊厳
難しいことだと思います。もちろん人間にも、尊厳はあります。しかし、人間を尊重するのと同様に、様々な生命体にも敬意を払わなければいけない以上、”他者の死”が生命の尊厳に該当し、それはとめてはならない崇高な行為か。と、問われれば、それは生命の必ず通る一通過点に過ぎず、人生の大切な要点であろうとは思いますが、絶対にとめてはいけないものだとは思いません。
(3)死を望む者を止める。
これに関して言えば、止めるの自然の行為。その通りだとは思います、しかし、止める以上そこにはやらなくてはならないことが出来てくると思います。そこを本当に果たせるなら、止めるべき。と私は言っていたつもりでしたが、語弊はあったかと思います。
(4)救う、救われる、手を差し伸べる。
これは、先に申したとおり”主観”で見ては絶対にいけないと思います。『私は貴方を救っているのです。感謝しなさい。』ではなく『私は貴方に救われました。ありがとう』と、言われるようにしなければならないのでしょうか。そして、その経験をつんだ人が始めて『私は、貴方を救います。見返りは要りません、ただ、迷惑であっても死に向かう人を見ていることはできない、少しでも愛を知ってこの世に希望を持って欲しい』と、いえると思います。しかし、現実的に見て確かに主観による”救う”が本当に人を救うことがあります、でも、そこで傲慢にならないため”手を差し伸べる”程度の表現にとどめたほうがいいのではと提案しました。
(5)生命の尊厳の冒涜
これは、今人類社会で最も大きな問題だと思います。本能とそれに伴う多少の知識で生きている動物と人間は一線画すことが出来ると思います。しかし、その人間が自然を破壊し、生命のバランスを崩している現状が、生命の尊厳の冒涜であると思います。そのため、それぞれの個々の人生に関しては後述いたしますが、関わってもいい。と思います。そのかかわりの集合体が”自然”であると私は思います。
(6)単一の種に対する真の愛が種を超える。
”真の愛”とは、自然すら超越したものだと思います。相手を思いやり、人生全体を見通してプラスになるように行動し、自分を大切にし、相手を大切にし、悲しみを知り、それを受け止め、愛情に変え、他者に注ぐ。それをすれば、おそらく”自然”を尊重しなければならない。という考えに行き着くと思います。端的に言えば 人間がよりよく生きる⇒植物や純粋で清浄な空気や食物が必要⇒それは、動植物がきちんとしたバランスによって生まれる⇒それを大切にせねばならない。 と極論短論ですが、たどり着けるはずなのです。その辺を考えれば、単一の種にこだわらず、真の愛が相手を救うことはできると思います。そして、真の愛をはぐくむには、邪悪な念(後述)はないはずと考えます。
(7)邪悪な念
それは、傲慢な心や狭い心、嫉妬、・・・・・など、相手にマイナスしか与えないものだと思います。これは、自らと相手の成長によって解決できる問題だと思います。
(8)生命倫理
これに関しては明確な答えは出ていません。ただ、自然の摂理に則って生きていくことが必要なのだろう。ということは感じています。その自然の摂理は、おそらく宇宙開闢以来続いてきた連鎖の中で組み込まれてきた、大変入り組んで難解、尚且つ単純なものだと思います。地球の摂理だけを考えてもいいとは思います。それから自然の摂理に移行するのが順番だとは思います。
(9)自然の摂理
宇宙開闢以来続いてきた連鎖で出来上がった不文律。だと思います。しかし、その一端を人間は解き明かしました。生命連鎖です。これは、エネルギーの緩慢な消費である。という結論が出ました、しかし、その上をすらいく様々な要因があるはずです。それを、人間は決して踏み外してはいけないと思います。しかしながら、宇宙的には小規模であるものの、周囲を破壊し、汚染し、自らを苦しめている人間が滅ぶ前にそれを凌駕するプラスを生み出せるのかどうか。それを見ないことには、本当に摂理を踏み外しているのかどうか解からないのかもしれません。
しかし、自然と共生する。本能だけで生きない、他者を思いやる。それこそ、われわれの周囲では、人間や一部の動物にしかできないのですから、それを尊重するべきだと思います。
(10)人間と他生命体の差と、同位点
人間やイルカなどの高い知能を有する(脳が大きく、複雑なプロセスを消化できる)動物は、それに見合った感情が出てきました。最たる例が思いやりだと思います。これが、他生命体との差であると思います。
しかし、間違いを犯し、他の生命体からエネルギーを吸収し、それを100%は生かせず、不老不死でもない点はただの生物だと思います。
とりあえず、今日はこの辺にします。もう少し言及したい部分がありますので、後日述べさせていただきます。 長々とすみません。 JING