日本人はとにかくリスクを嫌う。これから移民が増えることは当たり前のことです。
中国系・韓国系・北朝鮮系・インド系・アメリカ系・イギリス系…etc、ルーツが色々な日本人が増え、日本も多文化共生社会を迎えるのは当然の成りゆきです。
おかしな純血主義みないなもんにこだわりたいなら、GDPを縮小させながら再び鎖国することです。
モノとお金が自由化したら、人も自由化するもんですよ。
なのに、多文化共生社会に向けての教育はじめ様々な取り組みも後手後手すぎ。
因みに、日本の子どもの学力が低下したとかマスコミが煽ったOECDテストってものがありますが、あれは異文化の人を理解し、自分の言葉で語るグローバルコミュニケーションスキルみてるんですよ。
そりゃ多文化共生を受け入れてないんですから、点数悪くなりますよ。
北朝鮮問題も移民受け入れから打開できる方法もあるんですよ。
昔のソ連グループの中で一番弱そうだった国が、奇跡的に残っています。
だいたいこのことに疑問を持たなきゃいけません。
東ヨーロッパが民主化した際の、重要な要因は、今日の北朝鮮にもすべて当てはまります。
そんな北朝鮮の現体制がなぜ存続できるのか?
東ヨーロッパで雪崩を打つように起きた民主化は、人の移動が深く関わっています。あのときに西側ヨーロッパが、東側から流れてくる大量の難民を受け入れる覚悟をしたことがでかいんです。
日本・韓国・中国などの北朝鮮周辺国との決定的な違いです。
北朝鮮があんな体制を維持できるのは、外に逃げられないからです。
北朝鮮の南(韓国側)と北(中国側)の国境線。南は軍事境界線だから警備が厳しくて突破しがたい、しかし北の国境線を突破しても送還される。
こんな状態で、閉じ込めたまま民主化する訳がない。日本も韓国も中国も大量難民によるリスクは避け、あんな政権と付き合いながら崩壊してくれることを願っている。
日本は率先して北朝鮮難民も受け入れるべきですよ。そうすりゃ韓国・中国も変わる。
とにかく、アジア通貨危機の後の共通通貨構想のときも、北朝鮮問題も、中国への経済進出もなにもかも、日本はリスクを避けすぎ。