自分にとっての「幸せ」と親にとっての「幸せ」。
きっとそれはそれぞれ形は違うようで
最終的には同じことのような気がします。
けんさんにとっての「幸せ」って何ですか?
けんさんの親御さんにとっての「幸せ」って何ですか?
けんさんにとっての「幸せ」。
大学に入ってゲイの友達を作ること。
それは自分らしくのびのびと生きること、ですよね?
では、けんさんの親御さんにとっての「幸せ」って
一体何だと思いますか?
きっとそれは、けんさんが「幸せ」であることだと思います。
そう、双方の「幸せ」はまぎれもなくイコールなのです。
たとえば、けんさんが大金持ちになって、地位も名誉も
全て手に入れても、けんさん自身が「幸せ」でない限り、
親御さんもきっと「幸せ」ではないでしょう。
もし今けんさんがゲイのことで悩んでいる姿を
けんさんの親御さんが見たらきっと悲しむと思います。
もちろんそれはけんさんがゲイであること、ということではなくて
けんさんが自分らしくのびのびと生きていないということに。
どんな親御さんでも自分のおなかを痛めて産んだ大切な子供ですから
いつかはきっと理解してくれるはずです。私はそう信じてます。
ゲイであるということを悩むのではなく、ゲイである自分を受け入れ
自分らしく生きていくことが自分自身の「幸せ」にもなり、
ひいては親御さんの「幸せ」になる、
と私は思います。