光の媒体としてのエーテルは存在しませんでした。
これだけ全ての現象に対して科学的に受け入れられる何らかの解釈がなされている(100%の正確性を保有しているとは言い難いですが)のに幽霊に関してはいつまでも「人間には理解できないことがある」。
飛行機は科学的になぜ空を飛んでいるかわからないそうです。
クマバチは理論上空を飛べないそうです。
幽霊肯定派は科学が完全じゃないといいますが、総じて上のようなことを槍玉にあげます。
しかしまさか飛行機が飛ぶのは神の御業でクマバチが飛ぶのは気合いでだとか思ってるのですか。違うでしょう。(思ってるならどうしようもない)
一桁の足し算を間違えた小学生を低能で無知で救いようのない、とみなすような愚考はやめて下さい。
科学は万能ですよ。小学生に微積分を教えるのも可能。
その万能の利器をもって、少しも正体を掴めない幽霊とやらは存在しません。
あなたが陽電子ロボットで、それで幽霊を見たら僕は信じると思います。(まず機能不全を疑いますが。そして陽電子ロボットは最後の一桁まで解析できます)
でもあなたはただの人間です。
人間は不確実です。
不確実だから伝言ゲームのような事が自分ひとりだけででも起こります。大人数ならなおさらです。
テレビでの前評判に期待して食べた食べ物が自分の口に合わないのは人間が根本的に主観的だからです。
数学はその弱点を完全に抽象化された数字で克服します。
いまのところそこに問題がありましたか。
幽霊を自分の心の中の妄想、超自我的に扱うのは構いませんが、現象としては決して扱わないで下さい。
幽霊は存在しませんが、心の中には存在したりもする。そしてその存在については僕は否定できない。ってのが今のところの見解です。