江原啓之さんの『江原啓之 本音発言』(講談社)の著書の中で同性愛に対する意見があるのですが…
ただ、同性愛者に対して読み方によっては否定的に見える江原さんの言い回しがあるので、そこだけが不自然に思えました。
「同性愛の人はもともと与えられた役割をとり違えているんです。だからといってスピリチュアリズム的に問題だということはない。」(P196より)
との一節があるのですが、『もともと与えられた役割をとり違えている』というのは、一体どういうことなのか、そのことについて深く掘り下げていないので、江原さんの真意は分かりませんが、スピリチュアル的に問題が無ければ、本来間違っていることでも、許容されるのだと言っているように感じられました。
『とり違えている』という言葉の意味が、この世での学びのために、結ばれる相手として異性を選ぶ役割ではなく、同性を選ぶ役割を選択して生まれてくる、という意味なら理解出来ますが、同性を選ぶ役割を選択すること自体、間違っているとも受け取れる書き方なので、読んでいて引っ掛かってしまいました。
前後の文章を何度も読み返してみたのですが、同性愛の人に対して、実は江原さんは否定的な意見を持っているのでしょうか?
霊的世界がどうこうではなく、人の心を癒す立場にいる人のこのような発言に対して皆さんはどのように思われます?私は細木数子さんのように、アウトサイダーな人たちに対して軽い軽蔑を抱いているように思われて少し悲しくなりました…。