いただきます→[連語]食事を始めるときのあいさつの言葉。
いただく→[動カ五(四)]
1 頭にのせる。かぶる。また、頭上にあるようにする。「王冠を―・く」「雪を―・いた山々」「星を―・いて夜道を行く」
2 敬意を表して高くささげる。頭上におしいただく。「宸翰(しんかん)を―・く」
3 敬って自分の上の者として迎える。あがめ仕える。「有識者を会長に―・く」
4 「もらう」の謙譲語。「激励の言葉を―・く」
5 「食う」「飲む」の謙譲語。
与えてくれる人を敬っていう。「もう十分に―・きました」
自分の飲食することをへりくだり、上品にいう。「お酒も少しは―・きます」
6 苦労もなく、手に入れる。「今度の試合は―・いたも同然だ」
7 《「小言をいただく」の意から》しかられる。小言をくう。また、しそこなう。
・ 「道理で茶番のたんびに―・くはずだあ」〈滑・八笑人・初〉
8 (補助動詞)
(動詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて)話し手または動作の受け手にとって恩恵となる行為を他者から受ける意を表す。「これが先生にほめて―・いた作品です」「せっかく来て―・いたのですが、主人は今おりません」「一言声をかけて―・いたらよろしかったのに」
(接頭語「お」または「御(ご)」に動詞の連用形またはサ変動詞の語幹を添えた形に付いて)8に同じ。「これから先生にお話し―・きます」「お読み―・きたい」「御心配―・きまして」「御審議―・きたい」
(動詞の未然形に使役の助動詞「せる」「させる」の連用形、接続助詞「て」を添えた形に付いて)自己がある動作をするのを、他人に許してもらう意を表す。「させてもらう」の謙譲語。「あとで読ませて―・きます」「本日は休業させて―・きます」
[可能]いただける
[類語]食べる・貰う
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御馳走様→「1 ごちそうになった礼に述べるあいさつの語。」
ごちそう→1「馳走」を、それをする人や、する相手を敬っていう。また、「馳走」の丁寧語。心を込めてもてなすこと。特に、食事などをふるまうこと。また、そのもてなし。「―になる」「鮨(すし)を―する」「冬は火が何よりの―だ。2 ぜいたくな料理。豪華な食事。「生まれてはじめての―だ」
馳走→《その準備のために走りまわる意から》食事を出すなどして客をもてなすこと。また、そのための料理。「友人宅で―にあずかる」→御馳走(ごちそう)
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以上YAHOO辞書から引用。「いただきます」食事をはじめるときの挨拶なので、現行で構わないだろう。「ごちそうさま」は以上からすると、奢って呉れた相手にではなく、食事を調理し、配膳して呉れた相手に言うべき言葉なのではないかと推測出来る。奢ってもらった場合は、ありがとうと言えばいいのではないか。
というか、「おいしゅうございました」ということも出来るだろうし、「おいしかったです」や「すばらしい食事でした」「至福でした」「満たされました」など、感謝の言葉としては様々に言い換えることが出来よう。しかしそれは問題ではないようだ。