私は同性愛への偏見は克服できると考えています。 しかし、現状では無理です。なぜなら今の同性愛者の活動が、非効率的で、身勝手で、空虚なものだからです。
その典型的モデルがパレードです。私にはあの行為が逆効果に思えて仕方ありません。露出が多く、過激な音や下劣な色や声を振りまく変な格好をした集団が、同性愛への偏見を持つ人の心を動かすことができるでしょうか?それはおろか、私は逆に偏見を強めていると思います。やっぱりゲイは下品で汚れた存在だ、といった風に。
同性愛者である私にすら、パレードは、彼らがただ集まって楽しんで騒いでいるだけにしか見えません。メッセージがない。
一方、地方にもなると多くの人の目に触れる活動はほぼ何も行われていないのが現状です。
これでは偏見がなくなるわけもないですよね。
文句だけ言っても前に進まないので、私なりの意見をのべます。
まず指導者が必要です。皆さんは尾辻かな子さんを知っているでしょうか?
今は7月の参院選を目指しているので無職ですが、ここ何年か大阪府議として活躍した、レズビアンを公言(カミングアウト)している方です。彼女は同性愛への理解を広めるため、府議という立場をいかし、さまざまな活動を行ってきました。その結果は、大阪市は比較的ゲイに寛容な町になってきています。
彼女が社会に変化を与え得る要因は、明らかに彼女の社会的立場です。議員=まともな人、なのです。
ニートのゲイがいくら大声で同性愛を肯定しても、社会は聞く耳を持ちません。
そこでやはり、尾辻さんのような社会的立場の強い人が上にたつべきなのです。まず社会の「耳」をこちらに向けさせるわけです。
次に誠実さです。日本人はみな、崇高な精神を持っています。崇高な故に、偏見も強いのです。しかし、逆に考えば崇高な人にこそ、誠実さを持って接すれば、心は通じるのです。
パレードは不誠実でした。あからさまにマイノリティーの欝憤の押しつけでした。
故に、崇高な非同性愛者達はゲイへの偏見を強めていったのです。
以上、社会的立場の強い指導者の下で私たちは誠実に主張する、方針で私はいくべきだと思います。
駄文をすいません。若者の無知で勝手な投稿ですが、皆さんの意見をお聞かせくだされば是幸いです。
皆さんは、現状に不満なはずです。立ち上がりましょう。