戦争を美化してるのかな。
特攻隊の人はみんな国民の義務として特攻してるわけじゃないと思う。
より良い明日にするために行ったのだと思う。
これはどこの国の人間もそうだったのだと思う。
戦争は悪ですが、戦争に駆り出された者は悪では無いと僕は思います。
よりよい国にするため、国を発展させるため、そして自分、家族、友達、恋人が住みよい世界にするため、一人一人は戦うのだと思います。
それは悪でしょうか。全ての人間は明日のために生きているのではないでしょうか。
アジア諸国で極悪非道を繰り広げた日本人もみんなそう思っていたのではないでしょうか。
映画の内容もしらないのですが、石原さんは日本の戦争を美化したんじゃなくて、誰かのために真剣に命をはる、日本のかつての若者にスポットを当てたのではないでしょうか。
今の、誰のためでもなく、更には自分のためにでもなく生きている若者と対照化しているのではないでしょうか。
人のために動かず、意志もなく、無気力に生きる若者への、等身大の自分に気付かせる鏡としての映画ではないでしょうか。
まあ、60年以上前の世間と比べられてもたいそうずれた話ですが、結局、映画では戦争の美化ではなく、石原さんの思う素晴らしかった世界の復刻みたいなものではないでしょうか。
あと、アジアの国々もいい加減国もそんなに発展したんだから、精神も発展しろって僕は思います。(戦勝国のアメリカなんかにんなに寛容になれるのは、まぁ日本人たるおかげでしょうが)