▼空汰さん:
私は両性愛者です。女性にも男性にも恋愛感情を持てると思います。
さて、創価学会の教えですが、実はそんなもの存在しません。創価学会独自の解釈による教典は存在していますが、これは基にあるものがまったく別で、だからこそ日蓮宗から破門されています。
ただし、創価学会が力を持っているのは、その教えの正しさゆえではなく、その集金能力、その狂信者育成能力にあると言っても過言ではないでしょう。なぜ、団体への献金をやむを得ざる事情で怠ったとしても、罰が当たるのでしょう。なぜ、創価学会において上位者が絶対なのでしょうか。はっきりといってしまうと、創価学会と公明党の繋がりは明らかですが、創価学会の全盛期にそれを示唆した人間の多くが、死ぬか社会的地位を剥奪されていることをご存知でしょうか。
創価学会は、当たり前のごとく”法華教”を使用しています。ただし、仏教ではありません。この矛盾がご理解いただけるでしょうか。
また、仏教の教えに金銭は含まれません。金銭によって救いは買えないという教えは常に持ち続けていますし、これは当たり前のごとく当然でしょう。
ちなみに、創価学会の他国での(SGI)評価は酷いものです。また、池田大作氏の発言には清濁両面が現れていると言って良いでしょう。しかし、原爆投下を日本が日蓮の正法を誹謗した報いとしている点は、はっきりいって改めるべき大きな問題ではあります。
確かに、大乗仏教としての日蓮宗破門前後の創価学会は多くの慈善事業を行っていますし、ほぼすべての国に支部があることは認めるべきですが、折伏などを行うことは、実は本来の大乗仏教の教えにはありません。これは、あくまで日蓮宗の日蓮聖人の教えにあるだけです。しかも、折伏は社会問題になったのにも関わらず、どの日蓮系宗教も、大きなところは改めようとはしませんでした。
教えは大切です。もちろん、心の良い人がいるなんてことは当然の事実です。絶対悪などというものがあれば、本当に見てみたいと思います。キリストも原典は恐らく正しかったと思います。また、ヨーロッパやアメリカ各国における根底にある教えは非常に大切だと思います。
また、仏教の教えや各宗派の教えも正しいものが多いですが、矛盾することもまた多いです。
はっきり言って、宗教の教えは大切ですが、問題はそれを信奉する人間の心であって、真に教えを持っているのは開祖のみだと思います。それ以上の人は、おそらくいないと思います。だからこそ、人々の心が真に問われるでしょう。しかし、本当に心温かき、そして見識深い人間というのは、意外と現存の宗教には頼らないものだというものは、事実としてあります。
宗教の問題は、教えよりもそれを利用する側にあると思います。少なくとも、電話盗聴、言論出版への弾圧は、宗教団体としてやってはいけないことではないでしょうか。ましてや、仏門に帰依する人間が、他者の葬式に祝電を出すことを黙認する宗教団体は多くあります。これが正しい教えだとは思いません。
真に正しい教えというのは、恐らく何所にも無いのだと思います。問題は、人それぞれが努力し、思いやり、尊重しあい、すべてのことを考えることが大切なのであって、それを指し導くのが宗教ではないでしょうか。
経験は大切です。ましてや、今、偏見というものが多く、創価学会の人間であるというだけで、結婚を破棄する人もいますし、逆に、創価学会に入会しなければ結婚を認めない方もいらっしゃいます。
ただ、別段創価学会に入会し、行動することが間違いであるとは言いません。芸能人にも多くの学会員がいますが、それらの心の支えになっているのも事実でしょう。ただし、この教えを単一の教えとすることはできないとも同時に思います。 JING