それからしばらく、隣同士なのに、徹ちゃんとは会わなかった。
先の「妙な感触」と言うのも、後々から感じたことであって、
その時は、何となく秘密めいたこと程度にしか分からなかった。
夏休みが終わろうとしていたある日、プールからの帰りに、
徹ちゃんに呼び止められ、家に呼ばれた。
家には、徹ちゃんしかいなかった。
最初は、何となく気まずくヨソヨソしい雰囲気だったが、
すぐになれて、ふざけあいが始まった。
3歳年上の徹ちゃんは、やせ形色白で、俺と並ぶと、頭一つ
大きく、同学年のなかでも背の高い方で、髪は、天然パーマか、
少しカールしていた。
プロレスごっこしているうちに、徹ちゃんの右手が、
俺のチンコに伸びてくる。
俺は、腰をよじって避けるようにしながら、俺も徹ちゃんの
チンコを狙った。
徹ちゃんは、よけるそぶりはするが、逆に挑発するように、
腰を突き出したりして、明らかに掴みやすくした。
俺がギュッとつかむと、大げさに痛がり、俺が面白がって
グイグイ掴むと、徹ちゃんも俺のを掴んできた。
最初は、半ズボンの上からだったが、徹ちゃんは、
「こうしてヤル!」と言って、イキナリズボンの裾から
手を入れ、直に触ってきた。
「ヤダーッ」と言って身をよじると、さらに追いかけてきた。
俺も「お返しッ!」と言って、直接手を突っ込んだ。
「やだーっ」と言いながらも、徹ちゃんは余り抵抗しなかった。
直に触れたあの感触は、自分のソレとは違って、何とも言えない
生温かさに、ビックリさせられた。
「そのまま揉んで!」徹ちゃんは、俺の両肩を抑えるようにして、
俺の耳元でささやいた。
最初は驚いたが、その生温かさは妙に心地よく、俺は言われるがままに、
徹ちゃんのチンコを手のひらで包むように擦った。
徹ちゃんの顔は、この前のような、ひきつるような怖い顔ではなく、
優しいような、うっとりした顔だった。
俺の手のひらには、収まりきれないほどの大きさになり、
温かく、弾力を持った固さになってきた。
徹ちゃんも、俺のに触ってきたが、自分のが余りにも小さく
感じられたので、俺は腰を引いた。
手首を折り曲げて触らされていたので、「疲れちゃった」と
言うと、そのままソファーに座らされ、徹ちゃんは下着と一緒に
ズボンを脱ぎ捨て、俺の目の前にチンコを突き出した。
特別な感情的なものはなかったが、目の前のチンコには、
大きな興味をもたらせられた。
それまでは、汚い物としか思っていなかったソコが、
色白の徹ちゃんのは、更に白くて、暖かくて、綺麗で
神聖ななモノにさえ思えた。
「触って!」俺は両方の手で、挟み込む様に押し包んだ。
「揉んで!」両手を前後に動かした。
ギュッと押さえつけると、薄ピンク色の亀頭が頭を出した。
先っぽの割れ目から、チョット粘った透明の液体が滲んだ。