徹ちゃんが越して以来、何事もなく日が経ち、小4から
塾通いを始めた俺だが、小5の頃からは、ほぼ毎日の塾通いで、
学校の友達と遊ぶ暇もなく、塾との行き帰りに、塾仲間と
ふざけあうのが、唯一の遊びだった。
そんな中の一人が言った。
「みんな、Hなこと考えたりすると、オチンチン固くなったりしない?」
「するする」「うん、ボクもなる」
皆の関心は大きく、この手の話は一時的には盛り上がったが、
みんなどことなく深入りを避けるようにして、この話題から離れた。
興味はあったが、みんな受験勉強にまい進していた。
我ながら良く頑張ったと思うが、その)甲斐あってか、
幼稚園から大学まで一貫の、某私大中等部に合格し、
中学からは電車通学することになった。
入学式が済んで数日後、初めて経験する満員電車でのこと。
周囲の肩ぐらいまでしかない俺は、通勤ラッシュの人混みに
押しつぶされそうな恐怖を感じていた。
ドア付近の握り棒をしっかり掴んで、奥に押し込められないよう
頑張るのだが、握り棒から手が離れると、一瞬にして奥へ押し込まれた。
全く身動きが取れない中、俺の臀部に生暖かい、何かが押し付けられて
いるのを感じた。
俺の後ろからピッタリと身を寄せて、電車の揺れを利用してか、
グイグイ押し付けて来る。
普通の体温以上に、熱く感じる肉塊が分かった。
身動きの取れない俺に、後ろから手が回り、俺の前を触り始めた。
何とか避けようとしたが、ガッチリ抱え込まれて、逃げようがなかった。
終点で解放されるまでの数分間、恐怖めいたものも感じたが、
ムクムクと勃起して来るのが不思議だった。
駅について、トイレの個室に入ってチンコを出すと、
皮を被った先っぽがヌルヌルになっていた。
あの時の徹ちゃんの粘液と同じだと思った。
ヌルヌルの先っぽをいじっていると、いつものチンコとは、
違う匂いが個室に充満してきた。
そのまま触り続けていると、一瞬、脳天に電気が走るような
衝撃が襲って来て、めいっぱい膨らんだチンコの先から、
白濁した粘液が溢れだした。
しびれるような快感、中1、遅まきながらの精通だった。