僕は思い切って聞いた。「耀司くん、いま立ってる?」
耀司くんは素直に「俺、結構デカいって言われるよ?」とあっさりと認めた。耀司くんは赤い顔をしながら、トランクスの前の布の上から勃起を握る。
僕は「確かに中学生にしてはデカイかもしれないね。」と褒めながらも「ファールカップに入らなかったらデカイかもね。」と言ってみた。すると耀司くんは「あっちで着替えてきます。」と、さっきの野球拳はなんだったんだろうという勢いでサポーターとファールカップを持って部屋を出てドアを閉めた。
部屋の外から音が聞こえる。トランクスを脱いだ後に、ペチンと鳴るゴムっぽいサポーターの音。そして、さらにファールカップについたゴムっぽい音が聞こえる。
音を聞きながらさっき見たトランクス越しの耀司くんの勃起を思い出した。僕は自分の勃起を両手で握りしめたら、我慢汁がパンツにベッタリついているのが分かった。
耀司くんがドアを開けて入ってきた。
明らかに逆三角のファールカップの上から、白いサポーターの布が縦に伸びている。しかも白いサポーターのお腹のゴムはグッと勃起を押し込んでいた。
耀司くんが部屋に入って歩く途中で、ベチンっと鈍い音が聞こえた。白いサポーターのお腹のゴムにしまいきれない耀司くんのペニスの先が丸出しになった。