コメントありがとうございます!
まとまり無い文章でしばらくエロいこと起こりませんが、
よかったら暇つぶしに読んでみてください!
続きです。
そんな調子で夏。
店長「そろそろ高校生組も落ち着いた頃だから歓迎会でもするか!」
と言うとささっと日程と店を決め、バイトメンバーにメールを一斉送信する。
そう、飲み会が大好きな店長の恒例行事なのだ。
バイトの飲み会は、6,70人も集まる大学の飲み会と比べて少人数でまったりと落ち着いているので、
ただ飲んでるだけでも楽しくなるが、今回は人数が多くなりそうなので若干ワクワクしていた。
飲み会当日。
店長が店を閉めて遅れるとのことなので、バイトを早く上がった人たちのみ先に店に向かった。
後から店を閉め終わった店長と他の子達が遅れてくると、全員が揃った。
集まったメンバーは高校生三人組を含めて、10人ほど集まった。
店長の乾杯の合図で歓迎会が始まり、俺はビールを一気に流し込んだ。
(あー・・・うめえぇ・・・)
そう思い冷たさとノド越しで恍惚感に浸ってると、
「慧さん・・・顔がもう緩んでますよ(笑)」
呆れた顔で後輩大学生が突っ込んできた。
「う、うるせー!こういう時のお酒はおいしいの!」
いつもイジってる奴に隙を見せてしまった。(それからしばらくバイト中でイジられることに)
高校生の自己紹介はすでにバイトでやったので、それぞれが雑談しながら歓迎会を楽しんだ。
飲み会も1時間が経ち、俺は酒も進んでテンションが上がり、
その勢いで気になっていたあのジャニ顔の子に会話をたくさん吹っ掛けた。
しかし笑ってはくれるのだが、相変わらず人見知りのままで話が続かない。
そしてとうとう特に何も変わらず和やかに歓迎会は終わりを迎える。
「じゃあそろそろ帰るぞー」
店長がそう言うと歓迎会も健全に2時間で終わった。
(結局何も無いまま終わっちゃったなぁ〜・・・)
俺は酔っ払いながらもがっかりしつつ、小さく溜息をつく。
普通に考えれば当たり前のことなんだけど、心の隅では期待している自分に腹が立った。