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バイト時代の。・・・12
   - 15/9/21(月) 2:17 -
だいぶツリーが下がってしまったので新しくたたせていただきました。
記憶を文章にするのって難しいですね・・・最後までかけるようにがんばります!

記事番号:58812 からの続きです。

飲み会の後日のことから年を越し、
年を越す前から正月気分。だらだらしようと思ったものの、
突然店長からヘルプコールが来て結局まったりできなかったりと今年も忙しくなりそうな始まりかただった。
晃一ともあの後、何気ないメールが増えたり、大晦日に一緒に初詣行ったりと充実した冬休みを過ごした。

〜大晦日/元日〜
晃一「うわ〜こんな寒い夜にめっちゃ人いますね〜」

俺「そりゃ大晦日だからな〜手合わせて貰えるもんもらってかえるべ」

お互い寒さで身を縮こませながら賽銭箱の前に立つ。
手を合わせ終わって、お菓子や甘酒を貰い寒さに耐え切れず引き上げることに。
車を止めるところが無かったので歩いて晃一を家まで送る。

晃一「なに願い事しました〜?」

俺「んー、晃一と一緒にいる時間が増えますようにーってか」

晃一「うれしいですねー。あ、でも願い事人に言ったら効果なくなるんじゃなかったですっけ?」

俺「え!なんで言わせたんだよー!あーあ・・・」

晃一「まあ気にしないでください(笑)」

俺「こーなったら晃一のも聞いてやる!教えなさーい!」

晃一「えー?教えませーん!今のでもう言う必要なくなったんで!」

俺「嬉しいけど、なんかくやしいなぁ」

そんな感じで喋りながら歩いて、笑って、寒さも忘れていた。
こうして晃一に相変わらずからかってからかわれてをして年をあけた。



年をあけて5日が経った。
晃一とはメールはするものの、元日以来バイトでも会ってはいない。
今日も何事もなく普通に厨房で作業をしていたが、内心会いたいなぁ〜と思ってばっかだった。
そう思ってると思念が届いたのか生霊が向こうで現れたのか、
タイミングよく晃一が現れる。

晃一「あ、おつかれさまでーす」

俺「おー晃一久しぶりー!」

晃一「久しぶりって元旦に会ったばかりじゃないですか・・・」

俺「そんなこというなよー寂しいじゃんかー!」

そんないつもの会話をバイト中と忘れてしていたとき、店長が近くにいるのに気づかなかった。

店長「君ら厨房でカップルみたいな会話しとんな(笑)」

俺「え、普通ですよーははは・・・」

華麗に会話を流したつもりだが、後から晃一に聞いたら完全に笑顔が作り物だったようだ。
あきれながら会話してた晃一が、店長の死角をいいことにしたり顔でこっちをみてくる。

(晃一・・・また悪者みたいな顔でこっちみてる、く、くそー!!)

前にもどっかで見たような顔を視界に入れながら、店長をなんとか誤魔化して話を終わらせバイトを上がる。

晃一が歩いて来たということだったので、半ば強制的に車で送ることになった。

晃一「いやぁ危なかったですね〜♪」

俺「ちょ(笑)フォローしてくださいよ・・・かなり危なかったじゃん!」

晃一「あそこで2人で慌てふためいたら完全におかしいですよ(笑)」

完全に的を得ている返事をされて返す言葉が無くなる。

俺「う、おっしゃるとおりです・・・」

晃一「まぁあの発端は慧さんですからね〜?笑」

俺「ご!・・・ごめんなさいぃぃぃ・・・」

完全に晃一のペースに持ってかれていた。
今日はだめだなぁ〜と思いながら家に着いた晃一を見送ろうとする。

晃一「あ!そうだ!」

俺「え!?どうした?!」

驚いて晃一のほうを向く。すると既に晃一の顔が目の前にあり
、瞬間唇がくっつく。

俺「な、ど、どした!?!?」

晃一「そういや今年入ってチューしてなかったなぁって!うーん、、、キス初めってやつですか?笑」

晃一「そうだ!冬休み終わる前に家にも泊まりませんか?前泊まらしてくれたお礼というか、ゲームとかも結局できなかったですし・・・たしか土曜午前バイトだから午後暇ですよね?笑」

俺「うるせー!俺だって予定ぐらい・・・(ケータイのカレンダーを見る)・・・暇ですね。」

晃一「じゃあけってーい!ですね!ちゃんと空けといてくださいよ〜?じゃ、ありがとうございました!!おつかれさまです♪」

俺「お、おう!」

そういって暇だった土日が綺麗に埋まる瞬間がわずか数十秒で起こる。

晃一を見送り、心の中で飛び跳ねて喜んでいたが、
やっぱり最後も完全に晃一のペースに持ってかれていた。

引用なし

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