東京に戻ってから、俺は何度かシュンとのセックスを思い出してオナニーをした。
あれから別の相手を見つけてセックスしたこともあったけど、東京でもシュンほどのイケメンはいない。
LINEは交換していたけど、別れた直後に何度かやりとりをしただけで終わっていた。
すると年末近くなって、急にシュンからLINEが来た。
なんと1月から東京に移り住むという。
シュンの家は家族経営でいくつか事業をやっていて、シュンも高校卒業後にその1つの飲食店で働いていたらしい。
だが、ゆくゆくは中心となる会社の経営に参画することになるため、必要な知識を学ぶために東京であらためて学校に通うのだという。
「また会ってくれますか。KOさんに会いたいです」
そういう内容のLINEに、俺はすぐ承諾の返事をした。
すでに東京で住む家を決めているらしいが、なんと俺の家から歩いていける場所だった。俺は東京の住所まで伝えていなかったので、これはまったくの偶然だった。
学校は4月からだが、まず東京の生活に慣れるために、1月から移住するのだと言う。
シュンほどの容姿と明るい性格なら、きっとすぐに友達ができるし、恋人もできるだろう。
独り占めする気は全然ないけど、シュンが俺に求めてくるものがあれば応えてあげようと思う。
ちょっと夏の思い出がなつかしくなったので、ここに書いてみました。
無駄に長い話でしたが、読んでくれた方々ありがとうございます。