「あっ…」
爪先立ちをしながら翔の声が漏れた。
その声を聞いて私と隼は高笑いをした。
隼に続ける様に顎で促すと、隼はまたタマを優しく愛撫し始めた。
「はっ…、あっ…ぃやぁ…」
両目を固く瞑ったまま、翔はピクッ、ピクッと敏感に反応する。
1分を待たず、小さな皮被りは大きな皮被りになった。
『翔、早く髪を洗ってあげなよ。』
「そうだよ翔、お願い、早く。」
そう言うと、子鹿の様に震えていた翔は眼を見開いて髪をゴシゴシと洗い始めた。
隼が翔の皮を剥くと、可愛らしいピンクのものが現れた。
チョン、チョンと触るとまたもや腰を引こうとするが、お尻に回された左手がそれを阻む。
「洗い終わりました。」
と言いながら手桶の湯で髪を流した。
隼が左手を開放すると、翔は肩を項垂れるとホッと一息ついた。
『じゃあ今度は身体を洗ってあげなさい。
そして隼、これ以上はお触り禁止だ。』
隼は「はぁーい。」と言いながら翔に背を向ける形に戻った。
翔は安堵の表情で隼の身体を洗い始めた。
完璧に上を向いた下半身は少し滑稽に見えたが、隠すことも隼の身体に当たろうとも動じず身体を洗い続ける事ができていた。
最後に隼の股間をササッと洗うと、全身の泡を洗い流して終えた。
『じゃあ交代だな。』
そう言うと私は隼と入れ替わり、翔をシャワーチェアに座らせた。