一緒にトレーニングを開始してから3ヶ月はお互いに遠慮もあったけど、俺が何となく週末はジム来るしかやる事ないってこぼしたのを耳ざとく聞かれ、女房とは空気みたいになってるし、夜はもう何年も無いんだ、と会社の同僚にも言ったことがない事まで佐藤くんには話してしまってました。
彼は笑いながら、「あーだからあんだけ鍛えてんすね!でも逆に朝辛くないすかw」と笑い飛ばしてくれたんです。
俺はその時本当に救われた気がしました。
夫として男として終わってるなぁと恥ずかしくて口に出せなかったのが、佐藤くんに笑い話にしてもらった事で気が軽くなって、そこから俺の方が佐藤くんにのめり込んで行きました。もちろん!この時は何もないです。彼女とのデートの話しを聞かされて、不覚にも勃起してしまった自分の股間を素早くパンパン!と叩くと!まだまだ若いっすね!とちゃかしてくる佐藤くんは誰よりかわいい後輩でした。
1人でトレーニングしてる時は普通のシャツにハーフパンツでしたが、合トレをするようになってからは、スパッツ直穿きしてたのでバレバレでした。
でも、俺に話しながら佐藤くんもガチガチにしてたので俺は軽く握ってやりました。
2人とも、触るな!って爆笑してました。
男同士のバカなノリが心地よかったです。
でも、楽しいだけじゃなくなって行ったのです。
お互いの家に行き来するようになるまで時間はかからなかったし、何より女房は俺に対抗してかヨガとかに通い出したもんで暇になると佐藤くんの部屋に遊びに行ったりもし始めました。
差し入れはサラダチキンとプロテインですw
お互いに酒も好きなので、宅飲みもやってました。
知り合ってからもう少しで一年くらいの頃だったと思います。彼の部屋で飲んでる時、ふと学生時代のノリで家探ししてしまったんです。
エロ本どこかなーwって。
今時の子はエロ本なんて無いか、とベッドを漁るのもそこそこにDVDを再生してみたら仮面を付けたバンテージ姿の女の人が汚い尻に白い真珠をいれてました。アナルパールという事くらいは夜の営みがない中年野郎にも分かります。
結構根元までガッツリ入ってましたし、白い尻には赤い手形が残されてました。バンテージの女性が少し乱暴にアナルパールを動かすと男は、ひぃい!気持ちいいですー!と情けない声を出しては尻を叩かれてました。
俺は見てはいけないものを見てしまったとすぐに消して佐藤くんがコンビニから帰ってくるのを待ちました。待ってる間、心臓が破裂しそうでした。
帰ってきた佐藤くんは普段通りでしたし、色黒イケイケ男子にしか見えませんでした。
でも、あのエロビデオは男が尻を攻められてたってことは、、、
俺の頭の中はその事で一杯になってました。