俺は、潮時かと思い
俺「あぁ、知ってるから健一に聞いたんやけどなっ!!」
と、健一の目を見て言う。
健一「じゃあ、一緒っすね!!
俺も中村さんも!!」
と、健一は表情を緩(ゆる)ませて俺を見つめた。
俺「そっかぁ.......
健一も芸人(ゲイにん)さんなんやな
俺、健一は芸能人(ゲイNOじん)やとずっと思ってたわ(笑)」
と、つまらないダジャレが咄嗟に口から出る。
続けて
俺「なら、もう俺も遠慮は、せぇへん(しない)からなぁ(笑)
でもな、健一、今日は上も下も挿れるのは無しやぞ!!
それから舌も入れるの無しやからな!!」
と、俺は健一に最初は笑みを見せて後半は真顔で言った。
健一「何でですか??
俺、中村さんなら何でもオッケーっすよ(笑)!!」
と、言う健一に
俺「んー......
何でやろうかなぁ.....
上手く言えんけど、一度に全部じゃなく少しずつ段階を踏んでいきたいっつうか......
とにかく健一を大切にしたいんや!!!!!
わからんかなぁ.......
健一がノンケなら、今日一夜限りのおふざけのつもりやったけど、健一の事が色々判ってきたらこれからも続けてっつうか.........
あー、とにかくそういう事やっ!!!!!!
今後..........またなっ!!!!」
と、俺は健一に俺の気持ちを一気に捲(まく)したてる。
そんな俺に刺激されたのか
健一「俺、スー銭行っても気になるんは同いかちょっと下の奴で、歳上には興味なかったんす.......今まで.......
マジ、歳上は無理やったんすよ.......
だから最初は中村さんもフツーに面白い兄貴くらいにしか思ってなかったんす。
でも、パチ屋行ったりドライブ行ったりメシ行ったりしてたら中村さん優しいし、だんだん..........
だからここ誘われた時はメッチャ嬉しくてすぐ親説得して........
でも、俺アレ小っちゃいから自信なくて........
ここ来たら風呂も入るやろうから、そん時中村さんの見れるだけでもいいやって思ってたっす..........
けど、一緒に入ったら俺もいつか絶対........
で、中村さんが俺の見た反応っていうか態度であきらめようって決めてたんす......
でも、中村さん優しいから.......
俺の触ってくるから........
其処(そこ)でリモコン取って誘ったのも中村さんのシコるとこ見れたらそれだけでいいなって.......
でも、一緒でよかったっす!!!!
ごめんなさい........
キモいっすよね俺.......」
と、健一も心中を一気に捲したてた。
俺「なんで健一がキモいねん!!!!
キモかったらこんな事せぇへんよ.......
健一こそ、俺の事大丈夫なんかぁ????
歳上やし.......」
と、健一に聞く
健一「くどいっすよ!!!!
大丈夫っすよ中村さん!!!!」
と言うと、健一は両耳を挟まれたまま目を閉じ俺に顔を近付けてきた。
『これからもよろしく』と言うかのような軽い唇の触れ合いの後、健一はパッと目を開け
健一「約束は守るっすから、早く2回目しましょうよ!!!!
死ぬほど気持ちいいんすよねっ!!」
と、いつもの明るい健一に戻る。
俺はそんな健一の顔から手を離し健一を反転させて背後から両脇に腕を差し込み胸の辺りで両手を合わしグッと力強く抱きしめ、俺は健一の耳元で
俺「じゃあ始めるけど、先ずは脱がして欲しいんやったよなぁ??
でもその前にっ、ここってどうや??初めてかぁ????」
と、俺が手を合わせたすぐ側にある2つの薄いピンクの直径2ミリほどのしこりを両人差し指の腹でコリコリと押してやる......
健一は、鼻から フンッ と息を漏らし
健一「くすぐったいっすけど、何か気持ちいいっす......」
と、感想を漏らす。
しばらくしこりを刺激し続けると、わずかに俺の指に硬さを感じ取れるようになってきた。
俺は、それを確認すると左指はそのままにして右指全てを使って薄っすら割れた腹筋を撫でながら下に滑らせグレーのブリーフの上から硬く布を押し上げた天辺(てっぺん)を掌で撫でながらゴリゴリと圧迫してやる。
健一「ん、ん、ん、いいっす........」
と背後の俺に倒れかかるように身体をあずけてくる健一
しばらくすると、ブリーフの上から刺激された際に、中の陰茎の包皮が少し捲れ先端が直接布に当たりだしたのか
健一「ちょっと先が痛いっす......」
と、少し腰を引き俺の掌から逃げようとする。
その言葉に、俺はブリーフを押し上げゴムと腹の間に少し開いた隙間から右手の指を潜り込ませ陰毛の茂みの感触を指で痒(かゆ)みをかくようにカリカリと楽しみ、その後、陰茎を右手の掌でギュッと包み込み硬さを確かめた後筒状にした手の親指と人差し指にやや力を込め3回ほど上下に往復させた。
その作業と同時に左手は胸の硬さを増した米粒よりやや小さい、薄いピンク色を左指の爪先でカリカリと優しく描いてやる.....
健一「ハァー.....ァッ、気持ちいいっす......」
と、健一は声を漏らす
やがて、健一のブリーフの中の俺の人差し指を健一の内部から再び溢れ始めた粘液が濡らしだす.......
健一は、それをわかっているようで
健一「もう、替えのパンツ無いから.......」
と、気持ち良さに耐えながら俺に訴える。
俺「じゃあ、どうする??
どうしてほしい健一??」
と、健一に意地悪く聞く。
すると、健一は頭だけ斜め後ろを向き
健一「早く脱がせてほしいっす........」
と、艶のある声で俺に訴えてきた。
俺「パンツ汚したらアカンもんな!!
わかったよ!!!!」
と健一に言うと、俺はゆうじにした様にブリーフの前開きから器用に陰茎だけを露出させ外気に晒させた。