その言葉を聞くやいなや、周りの部員たちはまたユウマの身体に手を伸ばし、その艶かしい肌に刺激を与え始めました。
「ちょ、ちょっと!待っ!ダメっ!止めて、終わりでしょ!ちょ!あぁ!!」
再度向けられたくすぐりの集中砲火にユウマは抗議をしましたが、息をするのもやっとな状態で中々上手く喋れません。
まぁ上手く喋れたとしても、大盛り上がりの部員たちを止めることは出来なかったと思いますが。
「なんだよユウマ〜気持ちいいのかぁ?」
「みんなに弄られて興奮しちゃったんだよな!」
「なに、どこが気持ちいいの?乳首?」
先輩たちや同級生はゲラゲラと笑いながらユウマをくすぐっています。
「マジ、無理、んっ…あっ!!やめっ!やっ!!」
さっきは周りの賑やかさに気づきませんでしたが、ユウマはくすぐられてる時、まるで喘いでいるかのような言葉を発していました。
どうやらユウマはくすぐられると感じる。そのことに気づいた時、僕はとっさに自分の股間を手でやんわりと隠しました。
「おお!みんな!ユウマのさらにでっかくなってる!!」
くすぐりを再開して30秒くらい経ったときでしょうか。確かにユウマの股間の膨らみはさっきよりも体積を増し、その形をくっきりと現し始めました。
大きく身体をうねらせ、くすぐりから逃れようとするユウマ。見事に割れた腹筋には、キラキラと汗が輝き、
そして、ボクサーパンツを真ん中で割るように、真っ直ぐ上向きに伸びた棒は、ピタッと張り付いた布の下でビクビクと、脈を打っています。
それはまるで、窮屈な布を必死に押し上げ、そこから飛び出たがってるみたいに。
「なぁ、このまま続けたら、息子さんコンニチワすんじゃね?」
みんながユウマの股間に視線を送りながらくすぐる中、同級生のエガワがふと放ったその一言は部員たちの加虐心にさらなる火をつけました。