さすがに3か月前に20人と経験したなんて言えないから伏せたが、俺が目覚めたきっかけや悩みを話した。結果的に篤人に嫌われたら、それでもいいと思っていた。全てを話終えたとき、篤人の表情を見ると全く別のことを考えている顔をしていた。俺が「おい笑」と言いかけたとき、篤人は「それで、俺とは会ってくれるの?くれないの?」と言った。
俺が聞きたいことを逆にあいつから言ってくるもんだから、少し笑ったあと俺は「会うよ笑ってか、今日みたいにお前が会いに来い」と言った。篤人は俺がいっそのこと嫌われたいと思っていることを分かっているみたいで先手をうってきたのだった。俺は続けて「お前の魅力のせいでますます深みにはまりそうだわ笑俺と結婚しろよ」とふざけたノリで言った。篤人はいたずら顔をして「お前におっぱいがあったらな〜笑」と言った。俺は「生意気なやつめ笑」と言ってまたお仕置きをしてやった。
俺はこいつの本当の幸せは女の子と恋愛して、結婚して子供つくってだと思ってるから、本気な感じで本音は言ってない。だけど、それでいい。その代わり好きなやつができるまでは俺がお前のそばから離れないわがままを許してくれと思っている。
終わり