釘を刺すような言葉にちょっとひるんだ。
ふと目をやると拓海のテントの登頂部に丸い滴が。
「拓海、先っぽ・・」
「えっ?」
拓海が慌てて指で拭うと白い生地の目立つ染みになった。先走りだ。指が糸引いた。
「それ我慢汁だよね。拓海エロ…なんか…どんどん染みてない?」
「・・・」
顔がめっちゃ赤い。羞恥心で急に借りてきた猫みたいにおとなしくなった。
というかどうしていいか分からず固まっているといったほうが正しい。
「そのまんまだとどんどん染みそうじゃん、戻る時、誰かに見られたら恥ずかしいよ。横からちんこ出して染み広がるの防いだほうがいいよ。」
「えっ?あ、はい…」
棒立ちの拓海の前で立膝を着き、競パンを横にずらし中のちんこを引っ張り出す。
「えっ?えっ?」
俺の目の前にちんこがビヨンと飛び出た。色黒の割に白め。勃起してもほとんど剥けない先から飛び出た勢いで我慢汁がタラーンと垂れてお腹に反り返った。チン毛も少ない、生えたての中学生みたいだ。窮屈そうにしてる金玉も引っ張り出しながら
「我慢汁凄いね。…剥いたことある?」
「…ちゃんとはない…です。」
羞恥と混乱で声は震えている。
「チンカス溜まるからちゃんと剥いて洗わないとダメだよ。」
流れで先っぽを優しく手でくるんでシコシコ扱く。
「先輩それは・・あっ」
拓海がよろけた。咄嗟にお尻を鷲づかみに支える。いつもオカズにしてたお尻、小っちゃくって引き締まってる。扱くたびに我慢汁がどんどん溢れて床にポタポタと垂れる。
視線はどこ向いてんだろ、口は半開き、足腰に力はなく、拓海はもう完全に俺に体を預けていた。
「拓海めっちゃ感じてんじゃん。しかもちんこめっちゃ熱い(笑)…気持ちいい?…可愛い(笑) (笑)」
「ハァ…先輩の…エッチ…あっあっ、俺・・もう」
「いいよ、出して!」
「でっ、出ちゃう!ああっー!」
扱いたのはほんの1分くらいだったと思う。真性包茎のくせに勢い良く何回も脈打って方々に濃厚な精子が大量に飛び散った。
咄嗟に身をかわした自分にもいくらかかかった。
「いっちゃったね。・・気持ち良かった?(笑)」
「…ハイ。」
「これは二人だけの秘密な。(笑)」耳元で囁いた。
「…ハイ。」
拓海はしばらく呆然としていたが次第に我を取戻した。
好きな子をイかせた幸悦感に一線を越えてしまった背徳感もあった。
気まずい空気が流れて、その後ちょっと考えて別々に部屋を出ようという事になり、部屋にあった雑巾で拓海とあたりを拭いた。拓海はタブレットを持ってプールへ、俺はトイレへ直行して1発抜いた。(笑)当然だけどその日の練習は俺も拓海も身が入らなかったし、俺は家に帰ってもう1発抜いた。(笑)
もちろん(笑)、拓海とはこれで終わらなかった。