あれは高校生1年生の時だった、夏休みの平日にはサッカー部の練習があった。そんなにサッカーの強い部活でもなかったので、練習は大体午前中だけだった。練習が終われば、みんなで雑談しそれが終われば、お昼を食べに行ったりしていた。1年には掃除の当番があって練習後に部室の掃除や簡単な洗濯をしていた。
午前練習が終わって、その日は俺とイケメンの海斗が掃除当番だった。海斗は真面目そうな顔をしているけど、お調子者なキャラで脱ぎグセがあった。今思うと露出癖やナルシストな性格だったんだと思う。
自分は物静かなキャラだったので海斗からは良く一方的にからかわれていた。みんな海斗がふざけたことを言ったり、部室でパンツで歩き回っていたりしても、皆んなはあまり相手にせず鬱陶しがっていた。自分は拒否をしなかったので海斗は俺の事を気に入ってよく近くでふざけるようになった。
自分は大人しいキャラってだけだなく、海斗が脱いだ時は思わず目で追ってしまって観察してしまう。海斗もその事には気が付いていて見せつけてきていた。
グラウンドの片付けが終わって部室に終わると自分と海斗以外はみんな帰っていた。海斗は「アチッー、パンツいっちょになっちゃおうかなぁー」と言いながら服を脱ぎ出した。俺はちゃんと掃除しろよっと言いながら、海斗の方をチラチラ見ていた。海斗はホントにパンツと靴下だけの格好になった。日焼けの跡がはっきり付いていて細身の無駄な脂肪の全くない身体で、下着はユニクロののボクサーパンツだった。
部室の掃除は少し掃き掃除をするくらいですぐ終わる。なのに海斗はひと休みしようぜっと俺を誘った。
俺がベンチに腰掛けてると、海斗が目の前に椅子を置いて座った。海斗が持ってきていた菓子パンを分けてくれた。雑談をしながら過ごしていたが、海斗が俺の目の前にパンツ姿で座って足もわざとらしく大股を開けていた。
明らかに俺に見せつけている。その日はそれで、掃除を終わらして帰った。