その時はまだ半信半疑、その芸能人に激似なだけかとも思った。ただ、かなりのイケメンには間違いない。あまり書くとわかってしまうので書かないが、いわゆる塩顔ってやつだ。普段は殆どの客が120分コースか90分コースだが、今夜は泊まりのコースだ。時々、年配の社長さんか何かで泊まりのコースもある。今夜も多分そんな感じかとかなり覚悟を決めてきたのだが良い意味で期待が外れた。ベットに2人で腰掛けしばらくたわいない話をした。しばらくして話が途切れた。しばしの沈黙…彼の腕が自分の肩へとかかった。無言のまま彼と目が合った。瞬間、彼からキスしてきた。客なのに申し訳ないが他の親父さんたちのタバコのヤニ臭いキスとは全く違った。かといってありふれた歯磨き粉のあのミントのような匂いとも違う。香水のほのかな匂いも感じられ、こんなキス初めてというくらい最高のキスだ。強引でもなく、自然と舌を絡ませ…かなりの長い時間彼とのキスを楽しんだ。一瞬彼の唇が離れた。すると、彼の手が自分の首筋、胸、そしてアソコへと自然と動かされた。もちろん自分のアソコは完全にマックス状態だ。彼がとびきりの笑顔で微笑んだ。自分も何かをしなくてはと慌てた。彼は自分が何かをしようとしているのを察し、自分の体から手を離しベットに両手を後ろにつけ少し仰け反る体勢になった。本当なら自分も少しずつ雰囲気を付けながら…というところなのだろうが、その時の自分はさっきのキスの名残もありテンパってた。いきなり彼の下半身へと手をやってしまった。彼は黙ってさっきの最高の笑顔のまま自分を見つめていた。肝心の彼の下半身はというと…すでに自分のそれと同じくらいに固くなっていた。しかも………スウェットの上からでもはっきりとわかる。かなりというか想像もしていなかった感触。デカイ!棒を触ってるはずなのに感触としてはテニスボールか何かを触ってる感じだ。彼が一言…「デカくてゴメン、誰にも言えないけど俺の悩みなんだ」耳元で囁いた。