それから二か月くらいが経ったある日。
僕はまだスパ銭に通っていた。
またあの若パパに会えるかもしれないという淡い思いを抱えて。
と言っても全然会えなくて、もうここには来てないのかなーと
思っていた矢先の事だった。
いつものように22時くらいに着いて湯船に浸かっていると
「パパー来てー」とはしゃぎながら子供が浴場に入ってきた。
間違いない!あの時の子供だ…という事はパパさんは…
来た!あの人だ!入口から近い湯船に浸かっていたのでバッチリ目が合う。
僕はドキドキして、それだけで勃起してしまった。
ただ、彼は僕には目もくれないでさっさと洗い場の方に行ってしまった。
あれ…?もう僕の事を忘れてしまったんだろうか…
なんかすごい嫌な気持ちになった。いやいいんだけど…
なんかあんだけいろいろしたくせに、もう僕の事なんて忘れて、
子供とわいわいお風呂入ってんのかーと思うとなんか嫌だった。
もういいやーと思って風呂から出ようと立ち上がった時だった、
向こうからパパが子供と一緒にやってきた。
相変わらずちんぽをブラブラ揺らしながら隠す事もなく
堂々と歩いてる。子供もなんかババに似て将来はイケメンそうな顔立ち。
と見てると彼が僕を見て軽く会釈、そしてちょっとニコッとしてくれた。
もうなんなんだよーと思ってこっちも軽く会釈して湯舟を出た。
もうやる気なんて無いんだろと思いながら僕は洗い場で軽くシャワーを
浴びて出る事にした。体を流してると誰かが後ろにいる感じがする…
振り向くと彼だった。えっ、と思い周りを見ると誰もいない。
子供をまた置いて来たのか。ちょっとうれしかった。
「久しぶり!またこれ処理してよ」と彼はちんぽを持って軽く振りながら
俺に命令してきた。こっちが座ってて向こうが立ってる状態だから
余計に見下されてるような感じがして僕のM心にグッとくる。
僕は「はい」と軽く頷くと、彼は指であっちと指して歩き出した。