最高に良かったです。
是非、後日談をお願いします!
▼日向さん:
>_____4_____
>
>
>爽やかな挨拶の口付け…って感じじゃない。
>
>ディープキスは精液まみれだ。
>俺の顔面は、悟志さんの精液まみれだったし、悟志さんの口内だってさっきの俺の精液も少し残留してるだろう。
>どっちの精液か、もうわからないけど…とにかく唾液と精液の味しかしない…。
>それをお互い味わうようにベロベロクチュクチュと卑猥な音が室内に響いた。
>
>でもやっぱ年頃の野郎が2匹で全裸で絡み合ってる以上、股間は反応しないはずがなく、
>絶えずお互い7割くらい勃起してた。
>けど激しく求め合っていた先程の様子と比べたら、それはまったりとしてグダグダとした、
>だらしない時間の流れ方だった。
>
>はぁ…はぁ…はぁ…くちゅくちゅ…
>
>「けんと、はぁはぁ…また勃ってるよ」
>「…なんすか…自分は勃ってないみたいに言って…w」
>「あ、ほんとだ! 俺も勃ってるじゃん…!」
>「はぁ…はぁ…そうっすよw カッコつけないでくださいよw」
>
>そういって俺はちょっとムカついて、悟志さんを押し倒した。そんでまたチンポをしゃぶったw
>
>「あ、ああ!! なにすんだっ てめーっ」
>「ちゅぼちゅぼっ」
>「あ、あああ!! また勃ってきちゃうじゃねーかっ!!」
>
>そう言いながらも、まんざらでもない様子だった。
>
>「あぁ…やべ……きもち…、けんと…お前ってほんと淫乱野郎だな」
>「…悟志さんもチンポ狂いの変態野郎っす。」
>
>ベシッッ!!
>
>「…いってぇーーーーーッッ!!何すんすかッ!」
>ほんとの事を言われてムカついたのか、悟志さんは俺のケツを叩いたッ!
>そして、無言で俺の勃起チンポにしゃぶりつく。
>
>「…ちゅぼッ…ちゅばちゅば…」
>「…ぁあああ…ダメだ…俺も、ぁああああ! 」
>
>悟志さんにしゃぶられて、また俺は全力勃起してしまった…
>お互い結局また完全勃起してしまった。
>
>「舐め合おうぜ…」
>「イイすよ…」
>
>そういって、30分くらい時間を掛けて…俺たちは69で再度しゃぶり合う。
>「…あ、俺!いけそう!」
>「俺もいけそう…行こうぜ…けんと…」
>「い、いく」
>「俺も、…あ!! あ、イッタ!」
>
>ぴゅ…
>
>ぴゅ…ぴゅぴゅーー…
>
>
>ぴゅ…
>ぴゅ…
>
>俺たちは精を絞り出すかのようにチンポをしゃぶりあい、お互いの精を一滴残らず搾り取り、吸いあった。
>
>ハァハァハァハァ…ハァハァハァ…
>
>
>「もしかして…けんと…飲んだ…?」
>「はぁはぁ…はぁはぁ…」
>
>…俺は黙ってうなづいた。声を出すのも億劫になっていた。
>
>
>気がつけば、もうすっかり日が落ちていて室内は暗かった。もう何時だろう…これ。
>
>「暗いっすね…」
>「電気つけるか」
>
>悟志さんが立ち上がって、電気をつけ始めた。
>俺は何時か気になって、ケータイに駆け寄る。
>
>「けんと、何時だった?」
>「…20:23っす」
>「ははっw まじかよ」
>
>悟志さんは苦笑いっぽく失笑してた。
>俺もちょっとビックリしたw
>ケータイにはさっき連絡先を交換した2人からメッセージが来ていた。
>
>『とーちゃーーく!!』
>『おい!!何してる!!』
>『まだお前らベッドん中か!』
>
>克さんと知泰から、写真付きで新宿2丁目の様子が送られてきてた。
>
>ショットバーに入って、2人は組みながらガチムチマッチョな外国人と一緒に
>色あざやかな酒を派手に飲んでいた。2人は輪の中心にいてすごく楽しそうだ。
>
>克さんは、若いドラッグクイーンに何故かコブラツイストを掛けたりしていて、完全に出来上がっている。
>知泰さんはタイトなピチピチの黒いタンクトップに丈の短めなハーフパンツを着ていて、
>昼間の健全な好青年って感じがまるでない。玄人のヤリ目の露出度高いゲイ青年みたいな格好だった。
>クールな目つきで獲物を探して彷徨う野生の虎って感じもする。
>
>
>…いいな。あっちも結構楽しそうだ。
>20代の花盛りってだけあって2人は輪の中心にいて周りからチヤホヤされてる感じだ。
>俺も若いうちにもっと遊ばなきゃなぁと思った。
>
>「克さん、知泰さん2丁目着いたみたいっす。裸みたいな薄着で、外人マッチョと楽しく戯れてます」
>「…けんと夕飯どうする?」
>「え…」
>「俺作るけど、一緒に食う?」
>「…いいんすか?」
>「お前好き嫌いある?」
>「いや…特に…」
>「おし!じゃ一緒に食おうぜ」
>
>悟志さんはシャワーを浴び始めた。そんで5分位で上がるとド派手な赤いボクサーブリーフを履いた。んで
>灰色のスウェットに白いTシャツを着た。
>
>「あ! 悟志さん全身黒ずくめじゃない!」
>「ん?ぁあ」
>「あ、いや、なんでもないっす」
>「あーーーでも黒い服好きだけどなw じゃ買い物行ってくる。ちょっと待ってろ」
>
>そういって財布を持って買い出しに行ってしまった。
>…え、置いてくの?見られて恥ずかしいもんとか、この部屋にはないのかな…?
>俺はシャワーを借りて全身の汗とよだれと唾液まみれの体を洗った。
>
>俺は服を着て、戸棚とか写真立てとか乱雑に置かれた本とかを眺めた。
>寄せ書きとか卒業証書の筒とかがざっくばらんに置かれている。
>
>
>写真立てには色々な写真が20枚くらい無造作にピン留めされていた。
>ーー県大会準決勝って書かれたサッカー部の集合写真がある。全員短髪黒髪でかなり溶け込んでいて
>悟志さんを探すには一苦労だった。あ!いたいた。…今よりもやっぱちょっと中坊…って感じだな。
>寄せ書きには怖いけど優しい、怒ると怖かったけど尊敬してます、とかいう後輩の声が書かれていた。
>
>高校はずっと彫刻、彫塑にかかりっきりだった様子だ。文化祭の様子だとか製作中!って感じの様子だとか、
>展覧会の様子だとかが映されていて、悟志さんの高校生活の青春模様を垣間見た気がした。
>
>すると悟志さんが戻ってきた!俺は大急ぎで何も見てないふりを開始した!
>
>「ただいまーー」
>「…お、おかえりなさい、あ、お金は…」
>「え、いらねーよw あーでも皿洗ってもらおうか」
>「あ、はい喜んで!」
>
>悟志さんはそうめんを茹で始めた。食卓には
>トマトと焼き海苔があしらわれたそうめん と
>水菜と大葉とミョウガが乗ったカツオのたたき と
>柚子胡椒が添えられた鶏の手羽先焼き が並んだ。
>
>「あ、!!めっちゃ美味そう!!」
>「そうか?ならよかった」
>
>食事中、悟志さんにサッカー部の出来事だとか、彫刻の世界の話だとかを俺は聞いた。
>自分から喋るような人ではないが、こっちから聞けばなんでも喋ってくれる…そんな人だった。
>食後、洗い物は、油物がほとんどなく、お皿とそうめんの鍋位だったので簡単に済んだ。
>
>「…飯美味かったです、ごちそうさまでした」
>「けんと…またやろうな」
>「はい、俺もまたしたいです」
>
>俺は悟志さんにお礼を言い、さとしさんと連絡先を交換して別れた。
>
>「また、来た時は部屋散らかってんのかな?」
>「っせーなw 来るってわかってたら事前に片しとくよw」
>
>悟志さんの家を出て、俺の1人暮らしの家に戻る。
>並木道は夜桜が並んでいる。月も出ている。
>エイズは陰性。かっこいい上級生たちと連絡交換。腹も満たされ、性欲も満たされ…最高に幸せだった。
>これだけ良い条件が重なると、自然と鼻歌でも歌いたくなる…とても良い気分だった。
>
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>・
>完
>
>
>ーーーー
>一旦、終わりです。
>読みたいって人がいたら、他の後日談も書こうと思います。