読者さんから「ダイ君のお父さんは?」という質問があったので、補足です。
これはボクも当時は全然知らなくて、1年くらい前に聞いた話なんだけど、彼も子供の頃、母子家庭で育って、彼が小学5年の時に母親が再婚したみたいです。 で、新しいお父さんにも、ダイ君より2つ上の男の子がいて、再婚後は家庭内の関係が上手くいかず、それで、中学で全寮制の学校を選んだそうです。 それからはそのお兄さんとは高校になってから、普通に話せる関係にはなったと言ってました。 新しいお父さんは出張が多くて、一年の半分くらいは家にいなかったみたいです。
だから、初めは知らなかったけど、ボクとダイ君にはちょっと共通点があったんです。 ボクらの関係は中2のその夏休みから、中2の終わりくらいまでちょくちょく続いてたけど、彼の学校は普段外出が禁止、スマホも禁止だったし、彼も高三になって、忙しくなったりして、連絡も取らなくなってしまったんです。
それで、彼が大学に進学し、ボクも高1になってから連絡をまた取り合うようになって、その夏休みにまた再会したっていう感じです。
もうちょっと話せば、ボクは中3くらいから反抗期が来て、高1の前半は結構ヒドかったんです。(今もまだちょっと反抗期中かもだけど。。。) 母さんのしていることが気に入らなくて、例えばボクのことを全く放置状態で自分の好きなことをしていることとか、自分だけ彼氏と半同棲して、しかもある時は自分の彼氏を家に連れてきて、ああいうことをしている、とか。 ボクは自分が見捨てられたような感じもしてました。
それで思い知らせてやろうというか、構って欲しかったというか、そんな気持ちで、母さんがビックリするようなことをワザとやってました。 例えば、ボクは高校に入って、アプリで中高の同じ歳くらいのゲイ友を作るようになって、そうなると、親しくなった友達とカラダの関係まで発展することがあり、ある時には、母さんが家に帰って来るのを知りながら、あえてゲイ友を家に呼んで、ベットで行為をしてました。 だから母さんが家に帰ってきて、ボクがやってることを見せることで、仕返しをしようというか、母さんをワザと傷つけて、ボクのことで悩んで欲しいと思ってたんです。 母さんは始めはボクのそういう態度を見て、怒りをぶちまけてきたけど、そのうち何も言わなくなりました。
そんな時に、ボクを救ってくれたのがダイ君だったんです。 ボクが反抗真っ最中の高1の夏休み、また新潟の実家に一人で帰った時に、相談に乗ってくれました。 彼も家庭環境が複雑で、いろんなことを経験してきたから、ボクのことをよく分かってくれたんです。 ボクの話を聞きながら涙を流してくれたり、慰めてくれました。
その時からまた連絡をよく取って会うようになり、半年後の去年の3月から付き合ってます。 連絡を再び取り合うようになってから付き合うまで、なんで半年もかかったかと言うと、主な理由はその時ダイ君に彼氏がいたんです。 ボクはその間も、ダイ君に甘えたかったし、抱いて欲しかったけど、彼はちゃんとケジメを付けると言って、半年間で元の彼氏と別れました。
付き合ってからはボクの反抗も落ち着いて、母さんにもボクが変わったのは、いい彼氏ができたからだということを話しています。 ダイ君は包容力があるし、頭いいし、イケメンだし、浮気しないし、本当に最高の彼氏です。 今は大体週に2回会ってます。 因みにボクらはリバだけど、今は基本的にボクがタチです。 普段はボクが彼を頼りにしてるけど、ベットの上では彼が甘えてきたりすることが多いです。(笑)