ふと、置かれたダイ君の携帯を見ると、画面がついたままで、悪いこととは思ったけど、ちょっと気になって彼の携帯をいじってみました。 LINEのやり取りを簡単に見たけど、特に何も面白いものはない。。
あとは写真か。。。画像を見てみようと思って見たら、、、、わっつ、、、結構エッチな画像や動画がたくさん入ってます。 多分ツイッターとかで拾ったヤツなんだろうけど、全部男性のエッチなのでした。
適当に見てたら、ダイ君が映ってるエッチな動画も出てきたんです。 部室とかで撮った感じで、2人とも同じジャージ履いてて、多分学校の同級生とかな。 相互オナニーしてる動画、フェラ動画、おふざけ動画が殆どだったけど、でも幾つかはお尻を使ってる動画がありました、ゴム着けてたけどね。
なんだ、ボクとやったのが初めてじゃないんか。。。そりゃそうだよな。結構慣れてるもん。。。でもそれらの動画の日付を見たら、1年くらい前のでした。
でも一番最後にある動画を見てみると、それは先週の動画だったんです。 アレ?と思って見てみると、ダイ君がフェラされてる動画でした。 2人のしゃべり声も入ってたんだけど、相手の声なんか聞き覚えのある声でした。 それでちょっと早送りして、顔が映ってないか見てみたんです。
そしたら、、、、アッ! これ、ダイ君のお兄さん。。。今は2人が血縁関係がなく他人のような関係だって知っていますけど、当時それ見たときはちょっぴり衝撃でした。
そんなこんなで見てたら、ダイ君がいきなりお風呂から出てきたんです。ボクはビックリして、とっさに彼の携帯を置きました。
ダイ「ユウ! お前何やってんの!」
バレました。。。。
ダイ君がスマホを取り上げてタップすると、ボクがさっき見てた画面が、、、。
ボク「ゴメンなさい、、、」
ダイ君は呆然として、言葉を失っていました。。。
ダイ君も恥ずかしいと思ったみたいで、落ち着いてから、ボクに説明してきました。 あの日の朝、ダイ君のお兄さんにボクら2人を見られてから数日後、お兄さんがエッチしようと誘ってきて強引にフェラされたって。
ボクはその説明を聞いて、あーそういうことなんだ、って単純に納得してしまいました。 ボクは当時ゲイとか、全く理解していなくて、こういう気持ちいいことは結構誰でもやるんだ、って思ったんです。 それにボクは恋愛も分かってなかったので、ダイ君が他の人とエッチしてても、その話に興味津々くらいのバカだったんです。(笑)
(後から聞いた話ではダイ君のお兄さんはバイみたいです。でもその後ダイ君はお兄さんとはやってないと言っていました。)
それからダイ君はボクが彼の携帯を勝手に見たことに腹を立てて、全く構ってくれませんでした。 でも最後にボクが何度も謝ると、ダイ君は「明日でお別れだし、、、怒っててもしょうがない、、、」と言って許してくれました。 で、ボクがさっきの動画観たい、と言うと、「お前、分かってねえな〜!」と言いながらも、見せてくれました。 さすがに自分の動画は見せてくれなかったけどね。(笑)
11時になったので、また裸で抱き合いながら一緒に寝ました。
そして次の日、日曜日。彼は昼から学校の寮に戻ることになっています。 ボクは目が覚めて時計を見ると、また8時半。彼を見ると仰向けでスヤスヤ寝ています。
ボクは思わず彼に抱きつきました。
彼も目を覚まして起き上がりました。そして2人でベランダに出ました。朝日がまぶしく、でもスゴく爽やかな朝です。 今日はかなり気温が上がりそうで8時半だけどもう結構暑い。 ハダカでいても汗が出るくらい。。。
ウチのベランダは植物とかベンチが置いてあって、ちょっとしたガーデンぽくなってます。 それでボクらは2人でベンチに座りながら、しゃべったり、ジャレあったりしてました。
ダイ君の学校は週末も外泊禁止だし、外出も制限されてるし、名古屋からは遠かったので、今度会えるのはいつか分かりません。 だから、ジャレ合いながらも、2人ともそれを意識してたと思います。
暫くして、ボクらはキスし合い、そしてベランダでエッチしました。 先に彼がボクに入れ、そのあとボクも彼に入れました。 2人イッたあとも、それでも物足りなく、もう一回したかったけど、お尻が痛かったんで、またお互いにフェラし合いました。
2回目イったあとも、ずーっと抱き合いながら、ダイ君は「ユウちゃん好きだよ〜」って言ってくれてました。
そしてお昼になって、ダイ君が学校に戻ることになり、一緒にマンションを出て途中でまたゲーセンに寄ったりして遊んで、マックでご飯食べました。 食べてる時2人とも無言でした。。。もうお別れだから。。。その後、マックのトイレの個室に入ってキスして、バイバイしました。
家族と別れるような感じで、スゴく辛かったです。バイバイした後、ボクは泣きながら家に帰ったのを覚えています。
前も書いたことあるけど、中2の夏休みの後は、冬休みまでに2回だけ会いました。冬休みも数回だけ会ったかな。 でもね、 ダイ君は段々分かってきたんです。ボクが幼すぎるっていうこと、そして恋愛対象には難しいということが。 ボクは彼のことをお兄さんとして見ているだけ。 だからダイ君はボクと距離を置くようになったんです。まあ、受験で忙しいという理由もあるけど。。。
今はダイ君とお付き合いしてるので、不思議な感じです。この中2の夏休みの出会いがボクの人生を変えてくれました。ダイ君に感謝です。 ダイ君今でもエロいけど、でも彼氏として、本当にしっかりしてくれています。 (詳しくは31話を見てくださいね)
ちょっと補足情報を書くと、ボクはその中2の夏休み、エッチを覚えてしまったので、他の人とエッチなことをするようになりました。中学の頃は出会いアプリも使ってなかったし、cool boysとかも知らなかったので、エッチをすると言っても、自分から相手を探すことはしていませんでした。 ただ、周りにそういう機会があったというか、例えば同級生、後輩、塾の先生とか。(塾の先生ゲイ多い) そういう人とたまに遊んだりはしていました。
あとは、今は引っ越してしまったけど、中学の頃、マンションの隣りに住んでいた男の人。合田さん。 47話にちょっとだけ出てきた人です。 この人はお父さんのような魅力のある人で、母子家庭で育ったボクとしては、心惹かれました。その話を続けて書きます。もし興味があったら読んでください。