俺はその夜に早速翔太にLINEした。
今日は図書室に来てくれてありがとう
翔太ともっと話しとかして仲良くなりたいな
中々既読にならなかったので俺は寝た。
翌朝、LINEをチェックするがまだ既読になっていない。
やっぱり舐められてるのか、何が友達だ、と
思った瞬間、既読になり、
「大介おはよう、いまLINEみた。友達になりたかったら普通にいってくれれば良かったのに…今日はいまから部活いく」と。
確か翔太はテニス部だ。うちの高校のテニス部って確かそんな強いわけでもないけど夏休みもちゃんと練習するんだと思った。
翌朝目覚めると
翔太からLINEが。
「今日、部活休み。良かったら遊ぼうよ、
色々話ししたいし」
俺は急いで
「是非、何処で遊ぶ?」と返信すると
すぐに
「大介の家行っていい?」と。
「別にいいけど」と時間を決め、家の住所を教えた。
約束の14時を過ぎた頃にLINEが。
「ごめん、迷った、もうすぐ着く汗」と。
それから10分もしないうちに自宅にきた。
「へぇ、大介の部屋こんなんなんだ、意外」
「意外って?」
「いや、思っていたよりもオシャレだなと」
道に迷って急いできた所に麦茶をがぶ飲みしたせいか、翔太の顔から大量の汗が垂れていた。
「凄い汗だけど、Tシャツ濡れてない?」と俺はタオルを渡した。
「ありがとう」
「これで良かったら着替えて」とTシャツを差し出す。
「ありがとう」といいながら翔太はTシャツを脱いでタオルで上半身の汗を拭く。
細マッチョな身体に小さな乳首が。乳首までも爽やかだ。
顔の汗を拭きとる瞬間に薄い脇毛がみえた。
実にいやらしい。
翔太のTシャツをとり
「洗濯するね、いまなら帰る頃には乾くから」と遠慮する翔太を無視して1階へ。
もちろん、洗濯機にいくまでの間、Tシャツの匂いを嗅いだのは言うまでもない。
しばらく、本当に他愛もない話しで盛り上がって本当の友達のようで楽しかった。
しかし、翔太のこの一言で場の空気は一変した。
「俺に近いた目的は?…」