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アイツと俺ー7(不安な気持ち。)
 岡田  - 24/5/10(金) 22:06 -
クリスマスを数日後に控えたある夜、
俺はプレゼントわりにちょっとお洒落な店へ誘った。
クリスマス当日の男同士のデートだけは、どうしても避けたかった。

「近いけど、誰からの誘いもなかったの?」と、探りを入れた。
『いやぁ〜モテルって辛いな〜、一杯あったんだけど全部断ってきた。』

「あっそう?だったら、そっちへ行けばいいじゃん、
無理に付き合ってくれなくてもいいよ。」
俺はそんな風に言ってしまった。

『なに言ってんだよ、一人じゃ寂しいと思ってさ、』と、ニヤニヤ笑う。
「別に・・・」
『あぁ〜そういう強がり言っちゃって!可愛くねー。』
「可愛くなくても誰にも迷惑かけてねーし。」

『何、ムキになってんだよ。』斎藤くんが笑いだした。
「あ、そうやって俺のことからかって喜んでる。」

『別にからかってなんかないよ、機嫌直せよ、○・○・さ・ん。』
「おちょくるような言い方して、直さない、絶対!」

「帰る。」そう言って、お会計をすませて店をでてしまった。

表で待ってたので、俺は反対方向に歩いた。
『待てよ、』追いかけて来た。


無言のまま電車に乗る。
俺は一緒に降りるもんだと思ったが、そのまま自宅へ行ってしまった。

改札をでて部屋に向かう途中、せっかく付き合ってくれたのに、
あんなこと言っちゃて、と考えると気が重い。
自分の子供じみた行動に嫌気がさしてしまった。

---------
(*今思えば俺はその頃、父に言われたことは頭の片隅にはあったが、
どこか違った気持ちで毎日を繰り返してた感は否めない。)
---------

部屋に着いてからも、かなり落ち込んた。
全部俺が悪いのに・・・謝りのLINEしようと思い色々と考えてたが、
シャワーの後でと思い裸になりボンヤリしてた時、チャイムが鳴った。
えぇ〜誰だよ、こんなタイミングで、


インターホンから『俺』という声。
それは間違いなく斎藤くんの声だ。カメラにも写ってる。
『開けるよ。』と言われ、ダメだとは言えない。

俺は焦って脱いだスウェットだけを穿き直した。(パンイチよりもマシだ。)

そこへライダー風(?)の装備をした斎藤くんが入ってきた。
腕にはメットを2つぶら下げて。

その姿を見た時、
自分の姿なんか忘れてしまい、すんげぇカッコいいと思った。


「ど、どうしたんだよ、そんな格好で?」
『自分こそどうしたんだよ裸で。今から、ちょっと付き合ってほしいんだけど。』
「えっ、付き合うってどこへ?」

斎藤くんはリュックから防寒用(?)のズボンをだし、
『これ急いで穿いて。』
俺はビックリしてしまったが、斎藤くんの気迫に負けて思わず、

「これ、でかくね?それに上は?」
『上はない、下は今穿いてるスウェットの上から穿けば問題ないはずだ。』

ちょ、ちょっと待て!俺は今、フルチンでスウェットだけなんだよ。
そんな事も知らずに斎藤くんは
『なにしてるんだよ、早く。』

しょうがねー、パンツを穿こうとして後ろ向きになってスウェットを脱いだ。


『えぇ?えぇ?パンツ穿いてないんだ、いつも?知らなかった〜
あぁ〜今度からは俺のこと何も言えないよな?
ってか、俺はパンツ穿いてるし、、』と、完全に上目線で皮肉を言う。


「不意にくるからだよ。俺は人の前で裸になったりしない。」と言い返す。
『分かった、時間がない、早く!』

「あっ、ちょっと待って、ニット帽、持ってくるから。」
斎藤くんの言葉に圧倒されて、謝ることも忘れてしまった。


「なぁ、どこへ行くのか教えてくれてもいいだろ?」
『あはは、散歩だよ。」』

「バイクで散歩なんて聞いたことねーし!」
『いいから乗れ!』

でも斎藤くんの後ろに乗れる。
そう思うだけで、さっきの沈んだ気分はどこかへ吹き飛んで気分上々だ。

「どんな体制で乗ればいい?」と、聞いた。

『いいか?俺の腰に両膝でしっかり固定すること。
それとカーブで右に傾いたら同じように右に、絶対、反対方向に傾けるな。』

「分かった。」と、勢いよく返事する、俺・・・

その上ドラマなんかで観る、後ろから両手をまわすことができる。
そう思うと、なんとなく自然にニヤけてしまう。

でも一応聴いてみた。
「両手はどんな風にまわしていいの?」って、

斎藤くんは笑いながら『それってカップルに多いよな?』
「えっ〜、絶対にダメなの?」俺は食い下がった。


『う〜ん、ダメじゃないけど、強くまわされると運転しづらい。』
「ハイ、ハイ、」

速攻でそう言って、斎藤くんの背中から両手をまわした。


『大丈夫か?』バイクの音に交じって斎藤くんの声が聴こえる。
「平気!」そう言って、さっきよりも背中にピタリとくっつけた。
『バカ、しづらいよ。』でも、俺は聴こえないふりををした。

何処へ行くんだろう?


【不安な気持ち。】が頭を過る。

引用なし

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アイツと俺ー1(ドキドキする。) 岡田 24/5/5(日) 21:34
Re(1):アイツと俺ー1(ドキドキする。) ヒロヒサ 24/5/6(月) 13:25
アイツと俺ー2(もっとよく知りたい。) 岡田 24/5/6(月) 22:34
アイツと俺ー3(期待しちゃうよ。) 岡田 24/5/6(月) 23:35
Re(1):アイツと俺ー3(期待しちゃうよ。) 希望 24/5/7(火) 15:32
アイツと俺ー4(ホントは大好きなのに。) 岡田 24/5/7(火) 21:52
Re(1):アイツと俺ー4(ホントは大好きなのに。) たか 24/5/8(水) 13:11
アイツと俺ー5(どうしたらいいんだよ!) 岡田 24/5/8(水) 22:56
アイツと俺ー6(満足だけど満足じゃない!) 岡田 24/5/9(木) 22:05
Re(1):アイツと俺ー6(満足だけど満足じゃない!) 24/5/9(木) 22:48
アイツと俺ー7(不安な気持ち。) 岡田 24/5/10(金) 22:06
アイツと俺ー8(オリオン座だけが知っている。) 岡田 24/5/12(日) 21:27
アイツと俺ー9(オリオン座だけが知っている。ー2) 岡田 24/5/13(月) 20:26
アイツと俺・終(はぁ〜ドキドキ感、半端ねぇ!) 岡田 24/5/14(火) 20:08
Re(1):アイツと俺・終(はぁ〜ドキドキ感、半端ねぇ... 24/5/14(火) 22:11
Re(1):アイツと俺・終(はぁ〜ドキドキ感、半端ねぇ... 希望 24/5/27(月) 8:44
Re(1):アイツと俺・終(はぁ〜ドキドキ感、半端ねぇ... 24/5/30(木) 15:29



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