最近のTとの行為は射精に至らない事が多い。
それは昼休みだけの短い時間だというのが1番の理由ではあるけど、何よりも射精しない事で興奮を耐えさせず何日にも渡ってお互いを求め合い、最高潮の快感をむさぼり合う前戯を続けられるという事を覚えたからだ。
でも正直そろそろ限界が来てる。
このやきもきした状況をどうにかしなきゃならない。
こんな時俺の頭はなかなか冴えてる。
吹奏楽部の顧問に頼んでみよう。
うちの学校は山の上にあるのでスクールバスを逃すと帰るのが非常に困難になる。
だから放課後は部活生以外ほぼ誰も残らない。
18:30まで待ってたった1台の部活生用の第2便に乗るか、馬鹿みたいに歩いて駅に向かうかしかない。
ただTと会うにしても体育館は無理。100%無理。
当然だけど部活生がしこたまいる。
でも火曜以外なら音楽室はガラ空きだ。
練習したいとかなんとか言って音楽室の鍵を借りると完全な密室を手に入れた。
当然先生が指導しに来たりできないよう、先生が自由に動けない日を調べ上げて日にちを選んだ。
と言うかこっそり鍵を持ち出すってのも案外簡単にできそうで拍子抜けした。
15:30に学校が終わるとバスが出るまで3時間。
まぁそれに乗らないにしてもTと2人で駅まで歩くのも悪くない。
十分すぎるくらいの時間までゲットだ。
ある日の放送室での行為中、俺は計画を打ち明けた。
俺:(説明中)・・・・・・・・・・。
T:え?!うそ!まじで?!?
Tはひどく喜んで痛いくらい抱き締められた。
T:なんかそんな事考えてくれてるなんて思いもしなかったから嬉しいよ!
俺:いや…俺ももう少し時間あったらいいなって思ってて…
T:ふふ!いつがいけそう?!
俺:明後日とかどうかな?
T:俺はいいよ!
放送室での逢瀬は怪しまれないよう2日連続とかにはならないようにしてた。
だから今日我慢したら次は多分最後までできる、そう思うと今日こそ興奮を最高潮まで高めて明後日に持ち越そうって思った。
どうやらTも同じように考えたみたいで、もうしつこいくらい名前を呼ばれながらキスしまくって、お互いの身体の隅々まで手を伸ばした。
時間ギリギリまで唇を吸いあって69の形でお互いのチンコをしゃぶりあった。
最近はTにお尻をいじられるのにも全然抵抗はなくなっていて、人差し指以外の指を入れられるようになっていた。
俺:あぁ…気持ちいいよTくん…!気持ちいい…!!
俺は自分で両膝を抱えるとお尻をさらけ出してTの愛撫を受け入れた。
俺:あぁん…もっと…もっと!
キスされながらお尻をいじられるのが最高に気持ちよかった。
Tの指は決して俺の穴から出て行かず、その間もなんとか俺を抱き締めようとしながらキスをしたり首を吸われたりしてるが、合間に耳元で囁くようになった。
T:ハァハァ…好きだよ…好き、大好き。