色々あった木曜日が終わって、いよいよ泊まる約束をしていた金曜日。
放課後すぐにみんな帰って夜ご飯とお風呂を終わらせてから続々と僕の家に泊まりにやってきた。
勉強会という名の泊まり会は、勉強なんてやる気にならずお菓子を広げてゲーム三昧。
深夜徘徊してみようと盛り上がって家の周りを雑談しながら散歩。
笑いと散歩に疲れていよいよ布団へというところから話は始まります。
うちはマットレスを床においてベッドがわりにして置いてあるのと、床布団が2枚置いてあったので
ベッドに2人床布団二つに3人寝るという形で寝ることになりました。
僕はベットで1人寝てると他の4人は
友1「琥太郎お前くっつくなって!何月やと思ってんだ!」
琥太郎「僕抱き枕が無いとねれないんだよ〜お願いだから〜」
友1「やだ。女の子なら許すけど。友2と3の所に行けよ〜」
友2「俺は何も聞こえない。」
友3「俺は寝たよ。」
琥太郎「ケチ共め。タンスに足の小指にぶつけてしまえ。」
全員「地味〜...」
琥太郎「じゃあユウト〜一緒に寝よ〜」
僕「やだ。」(本当はくっついて寝たい)
琥太郎「そんなこと言わずに〜アンナコトした仲でしょ??」
僕「ややこしい事言うな!」
友1「お前ら..やっぱそういう関係だったんか..」
友2「俺は何も聞いてない。」
友3「右に同じ」
なんだかんだとバカな話しして結局一緒に寝る事になった。
抱きつきに来るので、お風呂上がりの良い匂い、小さくて可愛い。ぎゅーっと強く抱きしめにくる。
多分この時すでに完全に好きになってしまっていたんだろうけど
自分で自分を認めず葛藤していました。
僕は琥太郎に背を向けて抱きつかれながら眠りにつきました。
...何時間経ったのか
夜中にふと目を覚ました
(あれ..まだ夜か..今何時なんやろ..ん?..)
気がつくと僕と琥太郎は抱き合うようにして寝ていました。
やばっ!と思い他の3人は寝てるのか確認すると1人だけ誰か背を向けてケータイを触ってるのが見えて、これはまずいと思って息を潜めました。
引き剥がすか、背を向けるか、わざと起きて邪魔だよ〜と言うか。色々悩みましたが
この状況が嬉しい自分もいるので動かずに1人で心臓をバクバクさせてました。
(ダメだ..絶対このままじゃ寝れん..可愛すぎる..)
本当に寝てるのか気になってほっぺをツンツンとしてみた。
すると、う〜んと言いながら僕の胸に顔を埋めた。
僕(やば..なんかちょっと勃ってきたかも..)
このままじゃ琥太郎の体に当たってマズイので背中を向けて落ち着かせることにしました。
まだ床で寝てる友達はケータイを触っておきてるのか、ケータイのぽちぽち音が聞こえる
しばらくはじっとして時間を潰そう。。
そう思っていると琥太郎がムクッと起きあがった
友1「びっくりした、どうしたん?」
琥太郎「....トイレ..」
と眠たそうにトイレに行き、帰ってきました
琥太郎「...おやすみ〜..」
友1「おぅ〜おやすみ〜俺も寝るわ〜」
俺が背を向けて寝てるのを、琥太郎が無理やり自分の方に向けて、俺の腕を枕にして抱きつくように無理矢理体をくっつくように動かす。なるほど?お前が犯人だったのか..めちゃ可愛い..
そんな事ばっか考えてると、また勃ってきてしまう。
やばいと思って体を離そうとすると、ぎゅっと僕の体を掴んで離れさせてくれない。
やばいなぁって思ってると琥太郎が僕の下半身の方を触り始めた。