家に向かって歩いていると後ろから颯斗さーんと伸太郎の声がして振り返った。伸太郎が走ってきてくれた。
「店行ったらついさっき帰ったって翼が言うから…」
久しぶりに生伸太郎に会えてすごく心が高ぶり高揚した。
街頭の途切れた暗闇で、少し手を握り「伸太郎大丈夫?」と声をかけました。
伸太郎
「そのことを伝えたくて…」
「これから颯斗さんの部屋に行ったら迷惑すか?…話したら帰るんで。」と清々しそうに言ってきたから、少しホッとしていた。
僕
「いいよいいよ。」
一緒に歩いて家に着いた。
伸太郎は、クロックスを脱いで自分で揃え直して、僕のも直してくれるそんな優しい人。
しゃがんだ時に背中から少し見えた水色のパンツがかわいい。
裸足がまたかわいい。いつ見てもピンク色の足裏。
ローテーブルを挟んで僕がカーペットに、
伸太郎はソファーに座って本題に入る。
「実は、お客さんと今週火曜日からトラブルが色々あって、さっき解決したからとりあえず心配いらいよってことと、俺は今、颯斗さんしか見てないってことを伝えたくて…嫌なことも全部話すから最後まで幻滅しないで聞いてほしいんだ。」と前置きがあった。
「火曜日に来たお客さんは、僕が6年前に別れた章浩の今の彼氏の友達。章浩の彼氏さんが、そのお客さんに、俺の仕事の事とか話したことで、店が分かったらしい。
それで半年前に飛び込みで整体に来たことを機に
何度か来てくれてた。
その間、俺を好きになってしまってどうにか距離を詰めたくて先週はじめてEDに来た。
俺は整体の常連さんていうこともあって、
予約を受けて施術したんだ。
その時、俺にかなり触ってきて、フェラもしてほしいとか、アナルに指を入れてほしいとか。
要求があって、今日は1回目だからと全部拒否したんだけど、2回目の予約を火曜日に受けてしまった。
それは、1回目にはっきり言えなかった自分が悪い、その場凌ぎだったから。
火曜日にしっかり施術した後に、これ以上は予約できないって伝えるつもりでいたら、……」
ここからの続きは翼から聞いた内容だった。
伸太郎は、急に章浩って言う知り合いの名前を出されて脅迫されてしたがってしまったと。
お客さん30才で伸太郎26才だから、言いにくさ恐怖心もあったと。
「颯斗さん、俺はフェラもアナルも中出しまでしてしまったけど、気持ちはないし、気持ちいとか何も感じなかったから信じてほしい。」と。
「それで、水曜日急遽、章浩に会いに行ってそれを話すと、全部お客さんが嘘をついてることがわかった。章浩は彼氏さんと不仲になって、その腹いせはあったかもしれないと…謝られたよ。
彼氏さんから、厳しく言ってくれるとか。
これでこの件は終わり。」
「今日は少し身体を休ませてもらったんだ。そういえば翼はどうだった?」
僕は悩んだ。翼との2日間を言うべきか…
伸太郎が真っ直ぐ誠実でウソはつけない。
「伸太郎聞いて。言わないといけない事が僕にもあって、翼がね、兄ちゃんがそのお客さんにやられた屈辱的な…フェラだのアナルだのってのを、
兄ちゃんの気持ちを知りたいから、どんな世界だったか理解したくて、僕に教えてくれって…。
さっき、翼とフェラをしあって、アナルも両方やって、最後は…中出しまでしてしまって…」
伸太郎の反応は…
伸太郎
「あいつバカだな!
バカだ!絶対嫌だったはず。颯斗さんには悪いけどあいつ本当に嫌いだよその類。
だから俺と章浩の関係は黙ってたし、
颯斗さんの関係も言えない。
それを受け入れたというか、自ら進んでやったのはどうして?」
僕
「伸太郎が思ってるより、翼は伸太郎が大好きで憧れてて、自分が知らない兄ちゃんが目の前にいることが嫌なんだと思う。だから、覚悟して中出しを要求してきたんだよ。」
伸太郎
「あいつそこまで。颯斗さんも…」
僕
「やり過ぎだったよね、ごめんなさい。」
伸太郎
「嬉しいよ、翼が俺を理解しようとしてくれたんだな。颯斗さんが相手ならむしろ良かった。優しく、気持ちよくやってあげたんだろうなって想像つく。俺より先に翼が経験しちゃったのは悔しいけど…
あいつ、アナル感じてたでしょ!?
ウケの気質あるんすよね。」
「1つ聞いてもいい?」
頷く。
伸太郎
「キスはしたの?俺はそれだけは嫌だよ。」
僕
「それはしてない。伸太郎がいるから。
好きだから。大好きだか… 」
伸太郎が最後まで言わないうちにキスをしてくれた。唇から伝わる少しの震えを感じた。
伸太郎
「これだけは、俺以外させないから。」
「じゃあ今日は帰ります。」と
立ち上がり、玄関へむかいながら
「もう買わなくていいからね。」と
棚に置いてた未使用のTENGAを指差して笑って言った。
めざとい…やっと笑顔が見れた!
「明日は19時からでお願いします。
今夜抜いといてください。俺も抜いときますんで。」と言い玄関を開けた。
僕はその一言で興奮し、伸太郎の手を引いた。
玄関が締まる。見つめ合う。
伸太郎の目がいいよって言ってる気がした。
パーカーのチャックを下ろす。
黒のアンダーアーマーのタンクトップがぴちっと身体にフィットしていて、
筋肉のラインを浮き彫りにしている。少し痩せた気がした。乳首の位置も分かる。そこに爪で触った。
スイッチが入った伸太郎が、
「颯斗さん俺、シャワー入ってないっすよ。」
僕「伸太郎いい匂いだよ。」
むしろ、伸太郎の柔軟剤の匂いが強くてそれが興奮をそそる。
僕はぎゅっと伸太郎を抱きしめた。
伸太郎もぎゅっと抱きしめてくれた。
すごい力で抱きしめあった。
ちんこを擦り付けてお互いに硬さを感じる。
伸太郎
「颯斗さん今からTENGA卒業しましょ。
使っていいすか?」
僕
「いいよ使お。じゃあこっち来て」
一緒にベッドに座る。伸太郎がフィルムを向いている間にズボンに手を伸ばし脱がした。
水色のボクサーパンツがぱんぱんにもっこりしている。続けてタンクトップを脱がし、
パンツに手を伸ばすと、
伸太郎
「俺だけ先に脱ぐのやだよ。颯斗さんも」
と、伸太郎が僕の上着を脱がし、ズボンを下ろすと。「濡れてる」と言って人差し指でなでてくる。よりにもよってエアリズム…めちゃくちゃ濡れて亀頭の型も色も浮き出た。
その量に驚く伸太郎。
僕もすぐ伸太郎のパンツを脱がした。
2人ともギンギンにフル勃起している。
僕は、伸太郎に正面からまたがって座った。
このポジションでやっとちんこの長さが一緒に揃う。
ちんこを兜合わせして、伸太郎がしごいてくれた。乳首もチュパチュパっと音を立てて舐めてくれた。
僕は伸太郎の手をどけて2人のチンコを握りシコる。
伸太郎
「ンア、気持ちい!颯斗の手は柔らかくて熱くて感触が気持ちい!」
僕
「じゃあ、使お!」と言ってTENGAにローションを流し込み、伸太郎のちんこにローションを流した。
タマまで流れたローションを下から亀頭へ向かって揉み込んだ。
「あっローションやべっ!」
僕は伸太郎のちんこにTENGAを被せていく。
真ん中を過ぎると「ヤバ想像以上。」と伸太郎が興奮気味。
でも大きすぎて奥まで入りきらない。
それでも満足気。
僕がピストンさせる、空気穴からクチャっと音がこぼれる。
伸太郎
「ヤバイヤバイヤバイ!気持ちい」
「俺実は初体験。」「亀頭が…ンア」と背筋が伸びて胸を張って耐えている。
乳首を舐めてピストンをいやらしく動かす。
伸太郎は左手を僕の背中に回しさすりながら、右手は僕のチクビを握って離さない。
伸太郎がベッドに横たわった。
僕も横に擦り寄り足を挟みこみ、乳首を舐め、
右手でピストンを続ける。
ふいに触れた伸太郎の裸足が冷たくて、
僕は、足の甲を伸太郎の足裏にスリスリして温めた。少し汗でペタっとする伸太郎の足がエロい。
疲れているのか今日は受け身な伸太郎。
気持ちがっているから行かせてあげたい。
僕はTENGAの動かし方を変えて、
伸太郎が一番喘ぐ動きを見極める。
奥まで入れるよりかは、
亀頭をグリングリンさせると腰を浮かして悶えた。
伸太郎
「颯斗、もっと身体をくっつけたいから後ろきて!」
ベッドの壁に背中をつけて、伸太郎を後ろから包むように座らせた。
刈り上げた首筋がエロい。
乳首をいじろうとしたが、伸太郎は手を握る方を選んだ。僕の手に上から重ねて指を交互に絡ませた。その手を口に運び、僕の親指を美味しそうに舐めてくれた。伸太郎の舌の柔らかい感触がちんこに伝わる。僕のびんびんになっているちんこは伸太郎のおしりから腰にずっと挟まれてきゅうくつにしている。
TENGAのピストンは非常にしやすくなった。
伸太郎が両足をぴーんと伸ばして力が入っていて筋肉が浮きでる。足の筋が浮き上がる。
伸太郎
「颯斗、俺…最後は颯斗の手で行きたい。
触って。」
TENGAを抜き手で触る。ヌルヌルと硬いがちんこに更に興奮が高まる。亀頭を親指でなぞり、小指と薬指でタマをたぐり寄せ、
全体に手のひらを泳がすと、
膨張が、ピークを迎えた。
「颯斗、俺、先にいくね。ンア、ア、イク、イク、あっ!」
出る瞬間、伸太郎は右手でTENGAをちんこに突っ込んだ。「ンァ、ンァ、ンア、ンア」と4回、
身体が硬直と柔軟を繰り返し、一滴も垂らすことなくTENGA内に精子が入った。
伸太郎が身体を反転させて、
最初の体位と同じように伸太郎の足の上に開脚して乗っかる。
ニヤッとした伸太郎がそのTENGAを僕のちんこに入れた。中が、めちゃくちゃあったかい。
少しの間動かさず、精子が下に降りてくるのを待っているようだった。2回ピストンすると伸太郎がTENGAを1回ゆっくり抜いた。
僕のちんこは真っ白な液体に覆われて、
すごい強い匂いが漂う。
穴を下にしていたら、どんどん漏れ出してきた。
伸太郎が、またちんこに戻す。
伸太郎
「颯斗、気持ちいい?」
うんと頷くと
伸太郎
「颯斗…どこが気持ちいか教えて」
僕
「ちんこが気持ちいい」
伸太郎
「特にどこが?」
僕
「亀頭が…」
伸太郎が、唇を重ねる。
僕も答える。激しいキスではなくて、
唇の感触をしっかり感じ取る重なり方をした。
そのままくっつけたまま、ピストンのスピードが上がった。
僕は声にならない喘ぎをキスをしたまま喘ぐ。
「ン、ンン、ンフ」
伸太郎の左手が乳首をまさぐった瞬間、
身体が震えた。
少し唇を離し、
僕
「伸太郎、イキそう」と言うと、
TENGAのスピードがマックスに。
また唇を重ね「イ…ク」と言うと、
TENGAを外し、伸太郎の手に変わった。
一気に刺激がリアルになり、
そのまま僕は大量の精子を伸太郎の腹とちんこに飛ばして果てた。
伸太郎が、右手に付いた僕の精子を舐め、
「颯斗の味だ!」と…
一緒にシャワーへ行き、
帰る支度を始めると、伸太郎が「パンツまで精子が飛んでる」
見ると、ガッツリ汚れていた。
伸太郎は遠慮したけど、パンツを貸した。
「これさっき颯斗さんが履いてたパンツと同じ?やつ?」
「そうだよ」
「気持ちい、でもあんな濡れちゃうのやだな笑」と僕のことを、いじってきた。
生地が薄いから
亀頭と竿の境目がはっきりと見てわかった。
エロい。
代わりに伸太郎のパンツは我が家で洗濯する。
寒いからとくるぶし靴下も貸し出した。
もう23時を回っている。
また、明日ねと伸太郎が、帰って行ってしまった。いつか泊まりに来て欲しい。と思った。
ベッドに残る伸太郎の香りが愛おしい。