怪我をして、毎日伸太郎と翼が入れ替わりで
寄ってくれるようになりました。
コロナ蔓延防止措置で、伸太郎の店も19時には受付終了になってるから来やすいのと、怪我を気にかけてくれて、優しいし、嬉しい!
伸太郎も僕もドラマが好きで、いつも家で一緒に見たりします。桜の塔の時は、岡田健史くんが映ると似てるよーっていじったり、
最近のドラゴン桜には、翼が似てる鈴鹿央士くん出てて話題にしたり。
そしたら、僕は仲野大賀に似てるねって言われた笑
まあそんな言いながら、みんなそこまで似てないんだけどね笑
そんな普通の毎日が穏やかで楽しい。
今日は、コンビニに一緒に行った。
僕が2人で食べるデザートを選んでいたら、向こうで伸太郎が誰かと話していた。2人でこっちに来て、
伸太郎「こちら颯斗さん、こちらジムの雄祐さん」と紹介してくれた。
僕「あ、この前の!」
雄祐「あ、あの時の!たすかりました。」
伸太郎「仕事終わりなんですね?」
雄祐「はい、今日は。家近くなんですか?」
伸太郎「颯斗さんの家が近くて、今日お邪魔してるんですよ!」
雄祐「へえ仲いいんすね!いいなあ、楽しそう」
僕「1ヶ月前に、ジムで知り合って。」
雄祐「あっそうか!うちのジムに来てもらってるみたいでありがとうございます。ご指名あれば、
パーソナルインストラクターもやってるんで言ってくださいね。」
僕「カッコイイっすね!」
雄祐「いやいやいや、シニアのお客様の指名が多いんですよ…」
伸太郎「じゃあ、明日ですね翼がやりますので、
宜しくお願いします。」
雄祐「あ、はい。お願いします。恥ずかしいな、颯斗さんも俺のこと知ってるんですよね。」
伸太郎「あ、いや個人情報なんでそれは。」
雄祐「いいんですよ、仲いいんなら言ってくれても、その方が気を使われるより楽です。」
伸太郎「そうですか…それなら…」
雄祐「颯斗さんまだ俺よりは若いから、
今のうちに楽しい事沢山しといた方がいいよ!
僕「あ、はい伸太郎のおかげで楽しんでます。」
雄祐「ならよかった、じゃあまた!」
僕「はい、また。」
家に戻って、その話を振り返った。
僕「雄祐さんが言ってた、俺の事話していいよってのは、治療のことでしょ?」
伸太郎「それもそうなんだけど、そうじゃないんだ。あの人は、ゲイなんだけどノンケとして生きてくことを決めた人でさ…。周りの友達や家族には誰にもカミングアウトせずに、自分の子どもがほしくて、いい彼女さんと知り合って結婚したんだ。だから、奥さんも知らない。
けど、勃起不全に悩んで、章浩の紹介でうちに来てる。」
僕「え!それって翼は知ってるの?」
伸太郎「言ってない。」
僕「言わないの?」
伸太郎「あの2人、明日初対面なんだけど、
俺はあの2人惹かれ合うと思う。」
僕「いや、ダメだよ。」
伸太郎「雄祐さんは奥さんいるし大人だから、
わきまえてる。けど、翼の事は今まで色々話聞いてきて顔もキャラも身体もタイプだと思う。
翼は予測不可能だけど、
価値観とか気が合うのは間違いない。だから2人が絡む事が雄祐さんが改善する近道だと俺は思う。その為に、翼には色々テクニックも知識も教えた。大丈夫あいつなら。」
僕「えーけど…なんか…心配」
伸太郎「心配なら、明日見てみる?」
僕「なんか怖いけど…うん。翼大丈夫かな。」
伸太郎「やけに心配するんだね。」
僕「するよそりゃ…」
伸太郎「嫉妬じゃなくて?」
僕「…え?なわけないし…」
伸太郎「ならいいよね!」
僕「わかった!」
なんか、別に僕の翼じゃないけど、
翼が誰かとって考えると、
胸が締め付けられる気持ちにもなる…
少し重い空気になった気もした時、
伸太郎が話題を変えようと、
僕の学生の頃の卒アルとか、
友達とのアルバムとかを見たいというので、
棚から出してくると、楽しそうに見てる。
高校2年の時に、生徒会メンバーで文化祭のショーでウォーターボーイズをかじってた頃の写真が目に止まったらしく、見ながら伸太郎がニタニタ笑ってる。
夏休み合宿中の肝試しで泣きそうな顔とか、疲れてる顔も休憩中15人で寝てるのとか、
真剣な決めポーズとか懐かしいけど、
恥ずかしい写真ばっかり。
伸太郎「競泳パンツ似合ってる!」
僕「痩せてるし、身体も鍛えてたもんその頃」
伸太郎「俺は今の颯斗さんの身体がタイプだよ。
見たいな〜競泳姿!!ないんすか?水着?」
僕「えー!!あったかなあー!?実家かも。
クローゼットの上のアディダスのリュックの中見てよ、あるかも」
伸太郎「これ?えっある!?これか!中に、ジャージと水中メガネと、あったー!2枚入ってる!かっけーっす!」
僕「そうだ、持って来てたんだ。全部まとめてあった。arenaのブルーが練習用で、白が本番用かな!」
伸太郎「今履いてみせて欲しいっす!」
僕「サイズSだから入るか?いいよ!」
僕は、下を脱いで履いてみた。太ももの部分から引き上げる時に怪我がちょっと痛くて、力が入らなくて伸太郎が引っ張りあげてくれたけど、
毛もはみ出るし、
やっぱりきつい、お尻に食い込んでパンパン。
着せられてる感出てて恥ずかしい。
伸太郎「上も脱いで見せてよ!」と脱ぐのを手伝ってくれて、伸太郎の前で競泳パンツの格好で立った。
伸太郎「すげーカッコイイ!、写真撮っていい?」
僕「嫌だよ」と断わる前にカメラを向けられてカシャカシャ数枚撮られた。
伸太郎「こっちの白も履いてみせてよ。俺がやってあげる」と言って履き替える頃には、僕は勃起してしまっていて、白のブーメランから少し亀頭が見えるくらいきつい。
伸太郎がチンポジをうまく変えてくれたけど、
触られて更にデカくなった。
伸太郎がまた写真を撮る。
僕「伸太郎、エロいよ!好きなの競パン?」
伸太郎「俺めちゃくちゃ好き。見てるとたまらない。それが颯斗さんてサイコー」
僕「伸太郎も履いてみたら。」
伸太郎「いいの!?じゃあ履く!」
伸太郎は、ボクサーを脱いで、ブルーを履いた。
すげー、きつそうで、案の定勃起してるちんこは亀頭が完全に出ちゃってる。
どうやっても隠れない。
自分で上着も脱いで見せてくれた。
僕なんかよりめちゃくちゃ着こなしてる。
色白の肌にブルーが映える。
腹筋に力入れたりして、ポージングして楽しんでる伸太郎!試しに首に水中メガネをかけたら、
ゲイビのモデルさんみたい!
これは表紙になったらかなり売れる!
表題にS級とか書かれちゃうやつ。
僕たちは、姿見の前に近づいて、
お互いの姿を鏡に写す。
モッコリしてる下半身を押し付けあいながら、
唇だけを重ねる優しいキスをした。
唇の柔らかさを感じ合うキスが伸太郎は好きみたい。
興奮して身体中の血管がバクバクしてる。
僕はこのままやりたかった。
でも優しい伸太郎は、「この続きは抜糸が済んだらね」と、続けるのをやめた。
傷に障るから…
じゃあ着替えようって伸太郎が脱がしてくれて、下に下ろした時に、
一瞬だけフェラをしてくれた。
ジュルジュルジュルと3回音を立てながら…
「おいしい!」って…。「おしまいね!」伸太郎はパンツとズボンを履かせてくれた。
また座って話した。
伸太郎「俺は、競泳パンツ見るとやばいんだけど、颯斗さんそういうのある?」
僕「昔のバスケユニがいいなっ、タンクトップの開きが広いじゃん。」
伸太郎「あっわかる!スラムダンクの頃ね!」
僕「そうそう! なんで?」
伸太郎「お互い色々知っていきたいなって!」
僕「確かに!今度服一緒に買いに行こうよ。」
伸太郎「行きましょ行きましょ」
僕「怪我治ったら行こうか!」
伸太郎「そうすね!楽しみ!」
「じゃあそろそろ俺帰ろうと思います。」
僕「ありがとう、また明日だね。」
伸太郎「はい、じゃあ18時に!待ってます。」
また1人になったけど、
伸太郎の香りが部屋に残ってるだけで癒される。